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一見「都会派」なのにじつは「野生派」! 驚くほどアウトドアで活躍するクルマ5選

掲載 更新 21
一見「都会派」なのにじつは「野生派」! 驚くほどアウトドアで活躍するクルマ5選

使い勝手がいいクルマをピックアップ

 アウトドアで活躍できそうなクルマと言えば、本格SUVやクロスオーバーモデルが定番だ。が、ドロ感ゼロなのに、実はアウトドアライフを楽しむのにぴったりな、仮眠や大きな荷物の積載にも対応するクルマがある。例えば、それが渋いセダンだったり、都会派の高級ミニバンだったり、はたまたファミリーユースに向く軽自動車だったり、万人向けのコンパクトカーだとしたら・・・・・・。ここでは意外性あるアウトドア向けの中古車5台を紹介したい。

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1)トヨタ・プレミオ/アリオン

 アウトドア感ゼロにして、実は、アウトドアを始めオールマイティに使える・・・・・・な、なんとセダンがトヨタ・プレミオ/アリオン。とくに人気があるわけでもない地味な車種だけに、たった4年落ちの2016年式で100万円以下の中古車もあるから買いやすい1台だろう。

 ではなぜ、プレミオ/アリオンがアウトドアで活躍できるのか。その答えはまず、セダンにして例外的に後席リクライニング機構を備え、室内長2055mmの広さを生かし、前席とつなげて、車内をカウチソファ化できること。

 そしてなんといっても、5ナンバーサイズにして荷室容量が491L(VDA)もあり、なおかつセダンとしてはめずらしく、後席が6:4分割可倒式で、トランクスルー化できるのだ。つまり、長尺物の積載もOK。それこそトランク内に足を伸ばすことができるベッド化も可能。

 まぁ、アウトドアシーンに似合うか? と言われれば、まったく似合いません・・・と答えるしかないんですけどね。

2)ホンダ・オデッセイ

 ホンダ・オデッセイと言えば、都会派ミニバン、スポーティミニバンのイメージが強いが、実は、3列目席を床下に低く格納することで、大容量ワゴンに変身。具体的には、現行モデルの5代目の場合、3列目席格納時の荷室は幅1220mm、奥行最小815mm、最大1550mm(2列目席のスライド位置による)、高さ1120mmにもなる。全高が高い分、大型ステーションワゴンより大きな荷物を積載できるというわけだ。

 しかも、Lクラスミニバンだけに、室内そのものも広大。多彩なシートアレンジによって、仮眠も快適に行えるのだから万能だ。お薦めの2列目キャプテンシート=プレミアムクレードルシート仕様(7人乗り)なら、旅客機のビジネスクラス並みの快適度、170度リクライニングによる就寝のしやすさが手に入る。

 現行型は2013年の登場で、当時は大人気だったことから、中古車もそこそこ豊富。2014年~2015年式で100万円~150万円前後と、軽自動車のターボモデルの新車と変わらない値段で手に入る。HVは2016年2月の発売で180万円前後からとなるが、中古車の流通は、ミニバンユーザーは比較的長く乗り続ける傾向があるため、少なめだ。

3)トヨタ・カローラルミオン

 今では中古車でしか買えない、意外なるアウトドア向けの1台が、以前、北米トヨタが若者向けに展開していた「サイオン」ブランドの2代目xBをベースに、2007年から2015年まで国内向けのトールワゴン/コンパクトカーとして仕立てたのがカローラルミオンだ。

 アメリカンなテイスト、メーター周りのカッコ良さは今でも新鮮で、1-2列目席をカウチソファ的にアレンジできて、大人2名の仮眠もOK。しかも、3ナンバーサイズを生かした荷室は幅980~1495mm、奥行690mm、後席格納時の奥行は1645mmに達し、アウトドア用品の積載も余裕の余裕。

 さらに、2WD車なら後席下いっぱいに大容量の、レジャーシート、傘やサンダルなどを収納できる濡れ物OKの隠し収納=リヤシートアンダーボックス(15Xを除く)もあるから便利。車内全体のポケッテリアも充実しルーフサイドネットなどアイデアに満ちている。

 言い方を変えれば、車内のどこでくつろいでいても、例えばペットボトルを置く場所に困らないということ。中古車は最後期型の2015年モデルでも、タマ数は少ないものの、80万円ぐらいから手に入りそうだ。

4)ホンダN-BOX

 先代(初代)モデルの熟成された最後期モデルが60~70万円前後から手に入る、一見アウトドアとは無縁のように見えて、実はアウトドアにも適した、日本で一番売れているクルマが軽自動車のホンダN-BOX。現行型中古車は新車の人気で高値安定だが、先代中古車になるとお手頃価格で買えるというわけだ。オススメは2015年2月に行われたマイナーチェンジ以降のクルマ。

 燃費の改善とともに、開発陣悲願の後席190mmスライド機構をOP設定。モデル末期の巻き返しを図るため、装備、機能を充実させているからだ。そんなN-BOXがアウトドア向きなのは、まずは軽自動車最大級どころじゃない室内空間の広さ。

 シートアレンジによって仮眠も可能で(室内長2180mm、室内高1400mm)、荷室も後席をごく低く格納すれば、幅1120mm、奥行最大1480mm、最低天井高1200mmという、アウトドア用品を満載できる容量になる。

 しかも、いざとなれば後席足元フロアを、後席を最後端位置にスライドさせることで、簡単にお座敷に変身させることも可能。その際のフロア寸法は最大625mm×1230mmだ。さらにN BOXがアウトドアにうってつけなのは、重いアウトドア用品でも積み下ろしが楽々という点。何しろ荷室開口部地上高は480mm~545mm(スライドリヤシート付/いずれもFF車)とごく低いからである。

5)トヨタ・ルーミー/ダイハツ・トール

 100万円以下で、年式が新しく、先進安全装備(スマアシ)にもぬかりのない、真新しく、街乗りにもアウトドアにもうってつけの中古車を狙うなら、トヨタ・ルーミー、タンク、ダイハツ・トールを挙げないわけにはいかない。街乗り御用達的コンパクトカーでも全高が1735mmとミニバン並みにあり、なおかつ両側スライドドアで乗り降り、大きな荷物の車内への出し入れは楽々。

 しかも、後席をリクライニングし、前席とフラットにつなげることで、室内いっぱいに仮眠に最適な、最大長2m+αのベッドスペースが出現。荷室は開口部地上高527mmと低く、重い荷物の積載もスムーズ。後席使用時でも着ない持ち込みサイズのキャリーケースを縦に積むことができるほどの奥行があり、後席を格納すれば奥行は150cmぐらいまで拡大。

 高さ方向にも余裕があるため、アウトドアの大きな荷物も、2名乗車なら楽々積みこむことができるのだ。中古車価格はわずか2年落ちの2018年式で、100万円を大きく下回るクルマも見つけられそうだ。

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みんなのコメント

21件
  • ん~、なんかこの頃、「精進料理のようなミニマムアウトドア命」が流行りなの?

    大きい車で荷物満載で行こうが、小さい車でミニマムアウトドアで楽しもうが、それこそでっかいアメリカンキャンピングトレーラー持ち込もうが、ルールとモラルに反しなければ自由じゃない。

    この記事はファミリーカーとして選ばれやすい5タイプ示して、実はアウトドアでも使えますよって、全くの初心者向けに書いてるだけだと思う。
  • この目線でアウトドアに使えると判定するなら、記事にのっている車種じゃなくても世の中のほとんどの車が当てはまると思うんだけど。

    あまりにも記事が適当すぎじゃないか。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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