足元の騒動や売上減を尻目(?)に、2月6日にeKスペースのフルモデルチェンジ発表を済ませ、2020年を無難にスタートさせた感のある日産&三菱アライアンス。
今年の大攻勢に続いて翌2021年の情報も入ってきつつある。先行してお伝えしたセレナのフルモデルチェンジ以外の最新情報を、まとめてお伝えしたい。
【日本車の鬼門!!?】 果敢に挑み散っていったクーペ風5ドアハッチバック 6選
■2020年 日産&三菱 新車登場予定カレンダー
3月 日産 デイズルークス&三菱 eKスペース/4月 日産 キックス/9月 日産 ノート/10月 三菱 アウトランダーPHEV/12月 日産&三菱 新型軽EV/年内登場? 日産 エクストレイル
■2021年 日産&三菱 新車登場予定カレンダー
3月 日産 アリア/5月 日産 フェアレディZ/7月 日産 e-POWER SUV/夏 日産 セレナ/12月 三菱 NEW電気SUV
●【画像ギャラリー】アリアコンセプトを中心に、日産&三菱 2021年期待の新型車たちをギャラリーでチェック!!!
※本稿は2020年1月のものです。新車スケジュールは2019年12月時点で当編集部および流通ジャーナリストの遠藤徹氏が各メーカーや新車販売店に取材した結果を反映したものであり、発売日が近づくことによって流動する可能性があります。新型車の発表スケジュールについては、新情報が入り次第更新していきます
文・写真・予想CG:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年2月10日号
■日産 アリア(2021年3月デビュー予定)
●新開発プラットフォーム採用のピュアEVクーペSUV
全長4600mm、全幅1920mm、全高1630mmのワンモーションフォルムを纏ったクーペSUV。
ホイールベースの数値は公表されていないが、4600mmの全長に対し長いことがわかる
サイズ的にはRAV4やCX-5、CR-VなどのミッドサイズSUVなんだけど、前後オーバーハングがとても短くホイールベースの長さが際立っているのがアリアの特徴。大きくラウンドしたルーフラインがスタイリッシュな印象だ。
昨年の東京モーターショーにコンセプトモデルとして出展されたので記憶に新しいが、アリアは新時代の「ニッサン・インテリジェント・モビリティ」を牽引する、技術的にも最先端のモデル。
EV専用に開発されたプラットフォームを採用。リチウムイオンバッテリーはフロア部に配置される。前後2モーターで駆動する
ポイントは前後にモーターを配置したピュアEVで、そのためにふさわしいプラットフォームを新規開発したということ。
EV専用としたことで内燃機関搭載車では実現できなかったホイールベースやサスペンション配置、室内空間の取り方などを実現しているのがポイント。
EVならではのパッケージングに注目だ。
無駄や虚飾を廃したスッキリした印象のインパネデザイン。モーターショーに出展されたコンセプトモデルの段階で、すでに市販車のレベルにまで仕上がっていた印象だった
■フェアレディZ(2021年5月デビュー予定)
●ビッグマイナーチェンジでV6、3L ツインターボ搭載!!!
2008年のデビューからすでに11年以上を経過している現行Z34型フェアレディZ。最新の情報ではニュルブルクリンクを精力的にテスト走行しているという。
これが2021年5月にデビューが予定されているビッグマイチェンモデル。スカイラインにも搭載される3L、V6ツインターボをZにも搭載。
これに合わせてエクステリアも大胆にフェイスリフトする計画だ。ハンドリング面もチューニングされる。
フロントマスクの大胆なフェイスリフトで大幅イメチェン(画像はベストカー予想CG)
■日産 e-POWER SUV(2021年7月デビュー予定)
●1.5Lターボ+2モーターe-POWERでパワフルに、スポーティに走るSUV
2022年度までに3車種のEVと5車種のe-POWER搭載車を国内市場に投入すると明言している日産がe-POWERのエボリューションとして用意しているのが1.5Lターボエンジンで発電し、前後2つのモーターで駆動する新システム。
日産の電動化モデルの幅が広がる
ハイパワーエンジンで発電することで、2つの大容量モーターを効果的に駆動することが可能となる。
この前後2モーターというのがポイントで、上で紹介したアリアは前後2モーターのピュアEV。この駆動システムをe-POWERで走らせるのがこちらのモデルということになる。
エンジンをフロントに搭載することでプラットフォームはアリアとは異なるが、パワートレーンを共用することで開発の効率を高めている。
e-POWERなので『充電』を気にすることなくガソリン補給だけで走れるので、使い勝手のよさはピュアEVを上回る。
1.5Lターボエンジンを発電用に使用し、前後2つのモーターを駆動するe-POWERエボリューションを新開発
■三菱NEW電気SUV(2021年12月デビュー予定)
●三菱が開発中のEVはツインモーターのコンパクトなクロスオーバー4WD
他メーカーに先駆けて2006年に電気自動車のi-MiEVを発売した三菱だが、そこで得たノウハウをベースに最新技術を盛り込んだEVが2021年に登場する。
外観は三菱車共通のダイナミックシールドを採用したデザインだが、エレガントさが演出されるという(画像はベストカー予想CG)
三菱と日産の共同開発で進められているEVで、ボディタイプはコンパクトなクロスオーバー。
82psクラスの駆動モーターを前後に配置したツインモーターの4WDモデルとなり、航続距離は400kmが見込まれている。
●【画像ギャラリー】アリアコンセプトを中心に、日産&三菱 2021年期待の新型車たちをギャラリーでチェック!!!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
斬新「日本の“フェラーリ”」に大反響! 「約700馬力のV8スゴイ」「日本なのに左ハンしかないんかい」「めちゃ高ッ」の声! 同じクルマが存在しない「J50」がスゴイ!
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
中央道「長大トンネル」の手前にスマートIC開設へ 中山道の観光名所もすぐ近く!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
スポーティに走れるSUVじゃなく、スポーツカーが出ないかな。