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[スローニュース] MINI シリーズの本命モデル 新型クロスオーバー「F60」がデビュー

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[スローニュース] MINI シリーズの本命モデル 新型クロスオーバー「F60」がデビュー

2017年2月23日、BMWジャパンはMINIシリーズで初のプレミアム・コンパクトSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と位置付けられるMINIクロスオーバー「R60」型をモデルチェンジし、新型「F60 」型を発売した。デリバリーは2017年3月2日、「ミニの日」から開始される。

■MINIブランドは変化した
MINIクロスオーバーは、2011年にMINIシリーズの4番目のモデルとして、それまでのMINIモデル・ラインアップからは一線を画すSAVモデルとして誕生した。その後、2014年には改良が加えられラインアップも見直され、MINI初となるクリーンディーゼル・エンジン搭載車をラインアップに加えている。

またこのモデルの登場のタイミングでMINIのブランドチェンジも行なわれ、Bセグメント・プラスの、サブ・コンパクトからコンパクト・サイズにサイズアップするとともに、より上質で洗練されたプレミアム・コンパクトヘとアップグレードしている。

結果的に、R60型のMINIクロスオーバーはMINIシリーズ全体の中で40%を占める成功作となっているのだ。また2014年にディーゼル・エンジンを導入後は販売車の86%がディーゼル・エンジンとなり、MINIクロスオーバー=ディーゼルとなっている。

このため、今回のフルモデル・チェンジではデザインの刷新、素材の質感をいっそう向上させ、プレミアム・コンパクト・セグメントにふさわしいインテリア・スペースの拡大、機能の向上により、より本格的なプレミアム・コンパクトSAVに生まれ変わっている。イメージ的にはR60型がジェントルマンであり、新しいF60型はよりアクティブな冒険家になっているという。

■ディーゼルとPHEVをラインアップ
新型MINIクロスオーバーは、クリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデルのみで販売を開始し、2017年秋にはMINI初の新世代プラグインハイブリッド・モデルをラインアップに追加する予定だ。

今回搭載される新世代のクリーンディーゼル・エンジン搭載モデルは、先代モデルと比べ燃費が約37%向上し、燃料消費率は21.3km/L(クーパー D ALL4)となっている。プレミアム・コンパクトSAV初となる新世代ハイブリッド・モデルMINIクーパーS Eクロスオーバー ALL4は、大容量バッテリーと高出力電気モーターを搭載している。

クーパーDクロスオーバー、クーパーDクロスオーバー ALL4には、最高出力150ps、最大トルク330Nmを発揮する2.0L・4気筒のツインパワー・ターボディーゼル・エンジンが装備され、8速ATと組み合わされる。燃費は21.3km/L。

クーパーSDクロスオーバー ALL4にはより高出力の190ps、最大トルク400Nmを発揮する2.0L・4気筒のMツインパワー・ターボディーゼル・エンジンと8速ATを搭載。燃費は20.8km/L。

全てのモデルは、ポスト新長期規制をクリアしたクリーン・ディーゼル車としてエコカー減税対象モデルとなり、自動車取得税および重量税が100%の免税、翌年度の自動車税が75%減税となる。

PHEVモデルは最高出力136ps、最大トルク220Nmを発揮する1.5L・3気筒ツインパワー・ターボ・ガソリンエンジンに、最大出力88ps、最大トルク165Nmの電気モーターが組み合わされた四輪駆動システムで、6速ATと組み合わされる。エンジンで前輪を、電気モーターで後輪を駆動するシステムで悪路での走破性のみならず、加速性能、高速走行時の安定した動力伝達、高い効率を実現。

リヤシート下には、電気モーターを駆動するための電池容量7.6kWhのリチウムイオン・バッテリーが収納され、このバッテリーは200V電源で満充電まで約3時間で充電ができる。EV走行で最高125km/h、最長40km走行できる。

■デザイン&パッケージング
エクステリア・デザインは、MINIらしいデザイン要素を保ちながら、新たにMINI初となるショルダー・プレスラインを採用し、力強さを表現している。先代モデルと比べ、全長を195mm、全幅を30mm、全高を45mm拡大したフルCセグメントのボディサイズにより、SAVらしい迫力をさらに強調している。

インテリアは、MINIらしい円形デザインをモチーフとして採用しながら、クローム仕上げをふんだんに取り入れ、より上質な空間に仕上げている。さらに、ステッチなどの細部のデザインにもこだわったレザーシートや、メモリー機能付き電動フロントシートなども採用している。

従来モデルに比べ、リヤシートの足元スペースなど室内空間が広くなり、快適性が向上。リヤシートバックは40:20:40分割可倒式で、トランクスペースと快適性を両立させるため3度のバックレストの角度調整が可能。トランク容量は先代モデルよりも100L拡大され450Lとなっている。

また、新たに内蔵式のピクニック・ベンチ(クッション)、足先で開閉できるオ-トマチック・テールゲート・オペレーションも採用するなど装備も充実。

ナビは標準装備となり、運転支援システムのアクティブクルーズコントロール、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキも標準装備。さらに、ヘッドアップディスプレイやパーキングアシストをオプション設定している。


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