Porsche Taycan Artcar
ポルシェ タイカン アートカー
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スイスのアーティストを支援する基金に寄付
アメリカの著名なアーティスト、リチャード・フィリップス(Richard Phillips)とポルシェは、ポルシェ初のフル電動スポーツカー「タイカン」をベースに特別なアート作品を製作した。
今回発表されたタイカン アートカーは、2020年12月にスイス・チューリッヒのバーンホフ通りにあるレストラン「リューホフ(Leuehof)」においてライブ製作されたもの。世界的なオークション「RMサザビーズ」により、この一点物のユニークなアート作品は、4月6日から4月13日にかけてオークションにかけられる予定となっている。
オークションの収益は、すべてスイスの非営利団体「スイセカルチャー・ソシエーレ(Suisseculture Sociale)」に寄付。ポルシェとフィリップスは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大により、特に大きな被害を受けたスイスのアーティストを支援することを目指している。
スイス各地のポルシェ・センターでの展示を予定
タイカン アートカー製作の舞台となったレストラン「リューホフ」もまた、新型コロナウイルスによる甚大な被害を受けている。作品の完成後、ポルシェはレストランの展示スペースでアートカーを公開。しかし、スイスでは厳しい感染対策が敷かれており、リューホフは昨年12月に閉店を余儀なくされ、現在も再オープンには至っていない。
これを受けてタイカン アートカーは、スイス各地のポルシェ センターで展示を決定。3月1日からはジュネーブのポルシェセンター、3月22日からはチューリッヒのポルシェセンターでの公開が決まっており、オークション後はツークのポルシェセンターにおいて展示後、最高額落札者へと引き渡される。
今回の試みについて、ポルシェ・スイスのミハエル・グリンスキーCEOは以下のようにコメントした。
「ポルシェ初のフル電動スポーツカーのタイカンは、ポルシェの歴史に新たな1ページをもたらしました。同時に、私たちは一流のアーティストと協力してこの成果をカタチにしたいと考えていました。完成した作品は、持続可能性とエレクトロモビリティの指針となる原則を表現しているだけでなく、スイスの自然にも焦点を当てています」
「この素晴らしい作品をオークションに出品し、収益金を寄付することで、パンデミックで特に大きな打撃を受けたスイスの文化的景観を支援したいと考えています。ポルシェはこの危機を乗り越えて、自信に満ちた道を歩んできましたが、私たちは地域社会に何かを還元したいと思っています」
美しいブルーが映える「夜の女王」
今回、フィリップスが描いた作品は、タイカンのフロントからリヤに向かって描かれた美しい花々がルーフとリヤフェンダーを滑るように移動し、その先で青空と蝶々が現れるようにイメージしたもの。
「このカラーリングは『夜の女王(The Queen of the Night)』と命名しました。その名の由来となった花がバンパーを包み込んでボディを流れるように沿い、タイカンの特徴である横長のライトバーがドラマチックにライトアップして、リヤセクションで最高潮に達します。このコンセプトは電動モビリティとスピードを象徴したタイカンのデザインから導き出しました」と、フィリップスは説明する。
「このラインとフォルムは、ひと目見ただけで分かるデザインを作り上げたポルシェのアーティストやデザイナーの物です。私はこのデザインが持つ目的を尊重しようと考えました」
米国・ワシントンD.C.のハーシュホーン美術館にて、彫刻庭園担当学芸員を務める美術評論家で作家のジャンニ・ジェッツァーは、タイカン アートカーについて次のように説明する。
「青空と湖の息を呑むようなブルーの色合いが、多肉植物の精巧な構図をより強調しています。これは、エミッションフリーのスポーツカーに共鳴する、静けさと純粋さのイメージから生み出されたものです。ガソリンエンジンの轟音に魅了されたフィリップスは、前回のコラボレーションでスピード、スモーク、騒動のイメージに命を吹き込みました。今回は21世紀の電動化されたスポーツモビリティが実現した、さらなる高速化のビジョンからイマジネーションが広げられています」
2019年のル・マンを制したポルシェのアートカー
タイカン アートカーは、リチャード・フィリップスとポルシェによるコラボレーション第2弾となる。2019年、フィリップスはポルシェのファクトリードライバー、ヨルグ・ベルグマイスターと協力してポルシェ911 RSRのアートカーをデザイン。そのマシンで、ル・マン24時間レースに参戦し、GTE Amクラスで優勝を果たした。これは史上初のアートカーによるル・マン24時間クラス優勝となっている。
この911 RSRと同様、タイカンへのラッピングはドイツのシグナル・デザイン(SIGNAL DESIGN)社が担当。フィリップスのアイデアだけでなく、新しい視点やアングルを取り入れ、原寸大の作品がビニールにプリントされ、ヒートガンで車両に貼り付けられている。
シグナル・デザインのマーカス・シェフラーCEOは、タイカン アートカーについて次のようにコメントした。
「リチャード・フィリップスと再びこのようなクリエイティブなプロジェクトに携わることができたことは、私たちにとって大きな名誉です。彼の冷静沈着な仕事運びを知って以来、私たちはずっと良い関係を続けています。あらためて、このタイカン アートカーが完成したことを、とても嬉しく思っています」
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