現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 全長4m切りのマツダ「小さな高級車」実車公開へ! クラス超え「上質内装」×オシャレデザインがカッコイイ! 登場20年の「ベリーサ」とは

ここから本文です

全長4m切りのマツダ「小さな高級車」実車公開へ! クラス超え「上質内装」×オシャレデザインがカッコイイ! 登場20年の「ベリーサ」とは

掲載 12
全長4m切りのマツダ「小さな高級車」実車公開へ! クラス超え「上質内装」×オシャレデザインがカッコイイ! 登場20年の「ベリーサ」とは

■マツダの「隠れ名車」が帰ってきた!

 マツダは2024年8月3日に「マツダミュージアム」(広島県府中町)で、毎月恒例となっている土曜日特別開館を実施するとともに、「ベリーサ」の特別展示イベントを開催します。
 
 展示されるベリーサとはどのようなクルマなのでしょうか。

【画像】超カッコイイ! これがマツダの「小さな高級車」です! 画像で見る(43枚)

 ベリーサは2004年6月に発表された5ドアハッチバックです。

 車名のベリーサ(verisa)とは、イタリア語で「真実」を意味する「verita」と、英語で「満足」を意味する「satisfaction」を併せ、「真の充足」という意味を持たせたもので、上質さやこだわりを持つ人をターゲットにしたといいます。

 ボディサイズは全長3975mm×全幅1695mm×全高1530mm、ホイールベースは2490mm。

 パワートレインは1.5リッターガソリンエンジン+4速ATのみで、駆動方式はFFのほかに、悪路での緊急脱出用駆動用モーターを後輪に組み合わせる「e-4WD」をラインナップしました。

 そんなベリーサの最大の特徴は、「小さな高級車」といっても過言ではないほどに内外装の質感を高めた点です。

 エクステリアは伸びやかなラウンドシェイプを基調とし、上質感や高密度感を際立たせたせ、スマートな外観を表現。Aピラーはブラックアウトさせ、落ち着いた雰囲気を持たせています。

 上級グレードではドアハンドルやフォグランプベゼルなどの各部にメッキ加飾をあしらうなど、当時販売されていた国産コンパクトカーのなかではかなり高い質感を持っていたのです。

 インテリアは広い室内空間に端正なデザインのパネルを採用するなど、エクステリア同様に高級感をアップ。加えてハーフレザーシートやウッド調パネルを装備するパッケージオプションも設定しました。

 このほか、シート骨格はミディアムセダン「アテンザ」と同様のものを採用し、フロアパネル構造やウインドウガラスの厚みなどを変更することで、静粛性にも配慮されています。

 また、ベリーサは2015年末の販売終了までの長いモデルライフのなかで、幾度かの改良を実施されましたが、ほぼ毎回にわたって内装の仕立てにも手が加えられ、質感がさらに高められていました。

 内装色だけでみても、2005年6月ではベージュが追加、2006年ではブラック&ブラウンを追加、2010年でもコーラルブラウンおよびブラック&サンドを追加するなど、当時のコンパクトカーではまだ珍しかったシックなカラーを数多く用意。

 さまざまな特別仕様車も用意され、2005年12月発売の「ブラウン コレクション」では、ダークブラウンのハーフレザーシートを装備。

 2011年11月発売の「クラッシー スタイル」では、サンドベージュの専用インテリアをあしらうなど、豪華な仕様としたモデルもありました。

 モデル末期の2015年4月に登場した「ノーブル・クチュール」では、刻印およびステッチ入り専用ワインレッドレザーシート、レッド合皮のドアトリム、ステッチ入り本革ステアリングなどを専用装備。

 元々高級感の高いベリーサですが、インテリアにレザーを多用しさらに豪華に仕上げています。

 一般的なコンパクトカーでは満足できない、上質さへのこだわりを持つユーザーに支持され、ベリーサは11年間もの間ラインナップされ続けました。

※ ※ ※

 今回の土曜日特別開館では、ベリーサが登場して20周年を迎えることから、特別展示に加え、開発主査の清地 秀哲氏とチーフデザイナー 栗栖 邦彦氏による特別トークセッションが開催されます。

 このほか、夏休みシーズンに合わせ、モーター工作体験やマフラー教室、圧縮着火体験などの企画も予定されています。

 なお、8月の土曜日特別開館は事前予約が必要で、午前と午後の2部制です。定員は各部350名で、7月1日から8月1日まで申し込みを受け付けます。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

故ケン・ブロックの娘、スバルWRXで米ラリー最終戦に出場へ「ラリーは私の故郷」
故ケン・ブロックの娘、スバルWRXで米ラリー最終戦に出場へ「ラリーは私の故郷」
レスポンス
ホンダ『N-BOX』が2024年度上半期で10万台超、新車販売でトップに
ホンダ『N-BOX』が2024年度上半期で10万台超、新車販売でトップに
レスポンス
【Moto3】レースペースに自信を見せる鈴木竜生……それだけに悔しい日本GP予選17番手「何かくだらない予選になってしまった」
【Moto3】レースペースに自信を見せる鈴木竜生……それだけに悔しい日本GP予選17番手「何かくだらない予選になってしまった」
motorsport.com 日本版
今週、話題になったクルマのニュース3選(2024.10.5)
今週、話題になったクルマのニュース3選(2024.10.5)
@DIME
“約172万円”のホンダ新型「フィット」登場に反響多数! 大人気「コンパクトカー」の進化に「コスパ抜群」の声! 選択肢豊富すぎる「新モデル」が話題に
“約172万円”のホンダ新型「フィット」登場に反響多数! 大人気「コンパクトカー」の進化に「コスパ抜群」の声! 選択肢豊富すぎる「新モデル」が話題に
くるまのニュース
日本GP目前! アライヘルメットがMotoGPライダー中上貴晶選手の新たなレプリカモデル「RX-7XナカガミGP3」を発売
日本GP目前! アライヘルメットがMotoGPライダー中上貴晶選手の新たなレプリカモデル「RX-7XナカガミGP3」を発売
バイクのニュース
【あぶ刑事】トオルが愛した[セフィーロ]!港306がトミカリミテッドヴィンテージ NEOに登場!至急チェックせよ!
【あぶ刑事】トオルが愛した[セフィーロ]!港306がトミカリミテッドヴィンテージ NEOに登場!至急チェックせよ!
ベストカーWeb
【カワサキ】モーターサイクル事業 70周年特別展示“70 Years of Good Times”の第三弾が10/1からカワサキワールドにて  
【カワサキ】モーターサイクル事業 70周年特別展示“70 Years of Good Times”の第三弾が10/1からカワサキワールドにて  
モーサイ
三菱 アウトランダーPHEVを大幅改良。日本では2024年秋、欧州では2025年春に発売開始
三菱 アウトランダーPHEVを大幅改良。日本では2024年秋、欧州では2025年春に発売開始
Webモーターマガジン
充電プラグを差すだけで決済も、ユビ電が新EV充電「プラグ&チャージ」開発へ
充電プラグを差すだけで決済も、ユビ電が新EV充電「プラグ&チャージ」開発へ
レスポンス
日本のEV普及に大貢献! 軽EVの「三菱ekクロスEV」と「日産サクラ」が約2年5か月で生産累計10万台を販売
日本のEV普及に大貢献! 軽EVの「三菱ekクロスEV」と「日産サクラ」が約2年5か月で生産累計10万台を販売
THE EV TIMES
荷主と物流事業者を直接つなぐ、Willboxが国際物流プラットフォーム出展へ…ジャパンモビリティショービズウィーク2024
荷主と物流事業者を直接つなぐ、Willboxが国際物流プラットフォーム出展へ…ジャパンモビリティショービズウィーク2024
レスポンス
東名~下田直結「伊豆縦貫道」最南端が大変化!? 所要時間「約5分の1」に短縮 “恐ろしい峠越え”にバイパス開通の「劇的効果」
東名~下田直結「伊豆縦貫道」最南端が大変化!? 所要時間「約5分の1」に短縮 “恐ろしい峠越え”にバイパス開通の「劇的効果」
くるまのニュース
ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める声。プロジェクト引き継ぎに他メーカーが関心を示す可能性も
ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める声。プロジェクト引き継ぎに他メーカーが関心を示す可能性も
AUTOSPORT web
約100万円!? 日産「最小・最安SUV」が爆売れ中! 販売台数「昨年比336%」あまりに売れすぎる「マグナイト」インドで記録達成
約100万円!? 日産「最小・最安SUV」が爆売れ中! 販売台数「昨年比336%」あまりに売れすぎる「マグナイト」インドで記録達成
くるまのニュース
【Moto2】小椋藍、日本GP予選9番手は”ちょうどいい”グリッド「決勝はドライになって欲しい。そうすれば自信あります!」
【Moto2】小椋藍、日本GP予選9番手は”ちょうどいい”グリッド「決勝はドライになって欲しい。そうすれば自信あります!」
motorsport.com 日本版
イチかバチかの「八木山バイパス」ついに対面通行が解消! 近づく異例の“再有料化”でも「私は使う」
イチかバチかの「八木山バイパス」ついに対面通行が解消! 近づく異例の“再有料化”でも「私は使う」
乗りものニュース
スバル新型「SUV軽ワゴン」発表に反響多数!?「かっこいい」「もはや戦国時代」精悍スタイル&大開口ドアに“スライド運転席”が便利な「シフォントライ」登場
スバル新型「SUV軽ワゴン」発表に反響多数!?「かっこいい」「もはや戦国時代」精悍スタイル&大開口ドアに“スライド運転席”が便利な「シフォントライ」登場
くるまのニュース

みんなのコメント

12件
  • ckpz
    2台続けて乗るほど気に入ってたクルマでした。
    4速ATはさすがに時代遅れで、6速ATが載るならこのまま作り続けて欲しかったくらいよく出来たクルマでした。
    DE系を飛び越えDJ系に乗り換えましたが、
    進化の度合いはしっかり感じられます。

    Fordと一緒にクルマ使った経験は血となり肉となってるなと感じます。
    スタイリング重視で狭くなったけど、後席はあまり必要でなくなったので不満は全くないです。
  • ΑΡΤΕΜΙΣ
    いい車でしたね

    復活して!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

160.5192.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.085.2万円

中古車を検索
ベリーサの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

160.5192.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.085.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村