もくじ
ー 今後のデザイン像をしめす
ー サーキットモードでは1360ps
ー 全モデルに電動仕様を
DS X E-テンス・コンセプト、北京で発表 2035年のビジョン示す
今後のデザイン像をしめす
DS X E-テンス・コンセプトのデザイン要素が、今年後半に発表予定のDS 3クロスバックなど、近日発売のDS車に反映されるだろう。
DSのデザイン部門を総括するシエリー・メトロズ氏によれば、「X」をかたどったモチーフが今後のDS車のステアリングやサイド部分に使われるという(画像参照)。
左右に長いライトのデザインも採用される可能性があるようだ。ただし、これが実現するとしても4年から5年後のこととなりそうだ。「これが技術的に可能かどうか検証しているところです」と彼は語る。
新しいデザインの特徴を示すのと同時に、このコンセプトカーは2035年ごろのDSのパフォーマンスカー像を示している。
サーキットモードでは1360ps
ドライバーを中央の低位置に乗せるスタイルはモータースポーツからインスパイアされたものだ。2基の電動モーターが前輪の内部に搭載され、標準状態で合計540psを発揮する。
サーキットモードにおいては、システム出力は1360psまで引き上げられるとのことだ。
X E-テンスはDSがフォーミュラEで培った技術が用いられているようだ。カーボンファイバー製シャシーやスプリングとトーションバーからなるサスペンションなどにその根拠が見られる。
この攻撃的なデザインは薄いシルエットを軸に構成されており、シザーズドアを備える。
DSによれば、このコンセプトは昨今各社が発表している「特徴のない」モビリティコンセプトの対比とするべく作られたという。
全モデルに電動仕様を
同社が中国でこれを発表することを決めた裏には、この市場での販売不振がある。昨年、DSの中国での売り上げは47.3%低下した。
DSはそれ以外の市場では好調だったとはいえ、中国以外でのセールスは7.5%の上昇に止まっている。
この電動コンセプトはDSの電気自動車に対する思いを明確にしている。同社はPSAグループ内で最初に電動化を実現することになるだろう。ラインナップのすべてのモデルに電動版が用意される見込みだ。
この先駆けとなるSUVの新型7クロスバックのE-テンス版が来年登場予定だ。300psの最高出力と、電気のみで97kmの航続距離を持つ。そしてその他にもより小型の電動SUVが続く予定だ。
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