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フォードF150で、ラフロード・アタック TOYO「OPEN COUNTRY」シリーズ

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フォードF150で、ラフロード・アタック TOYO「OPEN COUNTRY」シリーズ

もくじ

ー フォードF150+OPEN COUNTRY
ー OPEN COUNTRY M/T(オープンカントリー・エムティー)
ー OPEN COUNTRY R/T(オープンカントリー・アールティー)
ー BJ Badwin来場 北米で高い人気のトーヨータイヤ

『TOYO「OPEN COUNTRY」シリーズ』すべての画像をみる

text&photo: Hiroyuki Kondo(近藤浩之)フォードF150+OPEN COUNTRY


昨今のSUVブームの中で、カスタム、もしくは人とちょっと差をつけるドレスアップに目がいくのは当然のこと。さらに昨年はトヨタ・ハイラックスも国内デリバーが開始され、ピックアップシーンにも再び光が当たってきた。トーヨータイヤのスタッフによると、北米で開催されるカスタムカーの祭典、SEMAショーでもSUV/ピックアップのリフトアップや大径ホイールによるカスタムを多数見ることができ、その足元にはゴツいトレッドパターン/デザインのオフロードタイヤが人気だという。そんな流れの中で行われたのが、今回のOPEN COUNTRYシリーズの試乗会だ。


オフロード試乗用に用意されていたのは、2台のフォードF150にOPEN COUNTRY R/T&M/Tの組み合わせ。共にサイズは35×12.50 R18。ここで “?” と思った方もいるだろうが、まずは今春に正規導入予定のOPEN COUNTRY M/Tから。



OPEN COUNTRY M/T(オープンカントリー・エムティー)


国外では2003年でデリバリーが開始されたM/Tは、ダカール/Bajaなどのオフロードレースでもその実力が証明されているマッド・テレイン(M/T)タイヤ。強固な構造に加え、ストーンインジェクターなどのオフ性能、ウェットトラクション/ブレーキ性能などオンロード性能の向上なども考慮されたアグレッシブなトレッドデザインが採用されている。

ポイントは、モミアゲ

また、トラクション性・耐外傷性の向上が図られたバットレスデザイン(スタッフ内ではモミアゲとも呼ばれているという)も、その性能に加えデザイン面でも大きな特徴と人気(北米などで)のポイント。彼の地では、性能に裏打ちされたオフロードユースに加え、そのゴツめのトレッドパターンなどのデザインが、SUV/ピックアップなどのリフトアップ系カスタムフリークに人気となっているという。



OPEN COUNTRY R/T(オープンカントリー・アールティー)


R/Tは、トレッド面の左右をオフに特化したマッド・テレイン、センター部分にオンロード性能を考慮したオール・テレインのパターンを配置したハイブリッドデザインを採用し、オンとオフ性能を両立したタイヤとして2016年にデビュー。軽自動車用がターゲットとされ、サイズ設定も現時点では12/15/16inchとなっている。

年内には、アナタの愛車にも

そう “?” と思った方は、このサイズ設定をご存知の方。現時点では正式なアナウンスはないが、年内にはサイズバリエーションを18inch程度まで拡大する予定もあるという。つまり国産SUVなどの純正サイズをカバーするサイズ展開になるということだ。


北米のSUV/ピックアップトラック乗りの間で高い評価を得ているOPEN COUNTRY。M/T導入とR/Tのサイズ拡大によって、オフロード走行の楽しみに加え、カスタム&ドレスアップの可能性もさらに拡がりそうだ。



BJ Badwin来場 北米で高い人気 トーヨータイヤ



当日は、唯一BAJA1000をセカンドドライバーなしで2年連続制覇するなど、オフロード界の伝説的ドライバー、BJ Badwinが来場、タンドラ・トロフィートラックも会場に展示された。


試乗車の他、トーヨータイヤのデモカーとなるF150も会場に展示。装着タイヤはOPEN COUNTRY R/T 、サイズは37×13.50 R20。トーヨータイヤは、20inch以上のピックアップトラック/SUV用ライトトラックタイヤの試乗シェアにおいて、北米トップの約40%を占めているという。


なお、AUTOCAR JAPANでこの記事をご覧になっている方は、「すべての画像をみる」ボタンから、外部メディアでご覧の方は、記事下に設けられたリンク「『TOYO「OPEN COUNTRY」シリーズ』すべての画像をみる」から、ほかの画像をお楽しみいただける。

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