人生のなかで、絶対に交わることのない領域にいるクルマたち。近頃は新車販売価格より、中古車価格が高騰してしまうケースも多くなっている。現実は非常に厳しい。その一方コスパ最強の高級車で、超が付くほどの極上車がないわけじゃない。さぁ、手に入れたら人生が変わるかもしれない1台を紹介していこう!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:メルセデス・ベンツ
半額以下だと!? [破格]でメルセデス・ベンツの最新電気自動車が手に入るってマジじゃん!!!!!!
【画像ギャラリー】フカフカシートで子どもも奥さんも大喜び!! [EQS]はリヤシートも超優秀!!!!!(12枚)
高級感&最新テクノロジー満載BEV
2022年より日本市場でも取り扱いを開始したEQS
なんて流麗なボディラインなのだろう。大径タイヤ&ホイールのインパクト半端ないね。東京モーターショー2019のメルセデス・ベンツ・ジャパンブースで、お披露目されたコンセプトカーのビジョンEQSを見た瞬間、ふと我を忘れた。
2年後となる2021年、メルセデス・ベンツが展開するBEVブランド「EQ」シリーズのフラッグシップモデルとして、EQSの人生がスタートした。2022年には日本にも上陸しており、2グレードが展開されている。
ベースグレードとなるEQS450+は、リアアクスルに電動パワートレインを搭載しており、当初の最高出力は333ps (245kW)だったが、2024年に実施されたマイナーチェンジで最高出力360ps (265kW)にアップしている。
またカタログ値で700kmだった一充電航続可能距離だが、こちらもマイナーチェンジで、107.8kWhだったバッテリー容量を118.0kWhに増やしたことで、759kmへと伸長している。
一方、メルセデスAMG初のBEVとなるEQS 53 4MATIC+は、フロント、リヤともに 電動パワートレインを積み込んでおり、最高出力は658ps (484kW)。
さらに、ブースト機能が備わっているため、一時的に764psまでパワーアップすることが可能。0-100km/h加速は、驚異の3.8秒にも及ぶのだ。
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コスパ良し! 状態良し! めっちゃ良い選択し
ハイパースクリーンは、左右 A ピラーの間にあるダッシュボードを埋め尽くす、大型の曲線的なスクリーンユニット
日本市場に導入されてまもなく3年目を迎えるEQSだが、今中古車では非常にお手頃価格で販売されている。なんと、EQS450+の場合だと走行距離が2万km未満ながら、600万円代後半から購入することができてしまうのだ。
ちなみに平均価格は850万円ほど。2022年販売当初の新車価格は1578万円だったので、安い個体だと半額以下。しかも、超極上高級車を最強コスパで相棒にすることができてしまうのだ。
EQS 53 4MATIC+の場合、EQS450+ほど球数は多くないものの、平均中古車販売価格は1310万円ほど。新車販売価格は2372万円なので半額とまではいかないが、ハイパーBEVクラスということを念頭に置くと、非常においしい話であることは間違いない。
ちなみに現行型Sクラスも、中古車市場ではEQSとほぼ同じ価格帯で取引がなされているが、異なる点は走行距離。どの車種も6万kmを超えており、EQSのようにほぼ新車とは言い難い状態である。
以上を踏まえると、BEVということを拒絶さえしなければ、最新のメルセデス・ベンツを超お手頃に、相棒として迎え入れることができてしまう。もう少し背伸びすれば、AMGだって夢ではない。
EQSはハイヤーとして使用されているケースも増えてきており、お偉いさんたちからの評価も折り紙付き。乗り心地や室内環境も不自由ない。
EQSで子どもを、大切なパートナーを、愛する人を迎えに行く。そのまま食事に、いや、ちょっと温泉に行くのも悪くないな。駐車場に充電器があったら最高じゃない。EQSと過ごすひと時には、ロマンが詰まっている。
そして、自分の人生を次のステージへと導いてくれるかもしれない。EQSは、そんな可能性を秘めている。きっと手に入れた瞬間、世界観が大きく変わるはずだ。
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