ホンダは9月12日、ハッチバックモデル『CIVIC(シビック)』のマイナーモデルチェンジを行い、9月13日(金)から発売することを発表した。おもにフロント部分のデザイン変更や、東京オートサロン2024で公開された新グレード『RS(アールエス)』が正式追加されている。
2021年に発売された現行の11代目シビックは、ホンダのクルマづくりの基本である『人中心』の考え方を深く掘り下げ、親しみやすさと特別な存在感をあわせ持つことで、乗る人すべてが『爽快』になることを目指して開発されたモデル。
無限が新型シビック用パーツを公開。本質にこだわり、スポーティさを高める製品をラインアップ
そのデザインやスポーティーな走りなどがユーザーに支持されているほか、モータースポーツでは高性能版“タイプR”がツーリングカーカテゴリー“TCR”シリーズのベース車両となっており、スーパー耐久シリーズではST-2クラスに多数のシビック・タイプRが参戦している。
今回のマイナーモデルチェンジでは、おもにエクステリアデザインが変更され、シンプルかつ流れるようなクーペイメージのプロポーションはそのままに、よりシャープで精悍なフロントバンパーデザインに変更することで、スポーティーなシルエットをさらに際立たせている。
ガソリンモデルには今年1月の東京オートサロン2024で公開されたマニュアルトランスミッション専用の新グレード『RS』が正式追加。同モデルは「軽快かつ意のままに操る喜びの提供」が目指され、減速操作に合わせてエンジン回転数を自動制御するレブマッチシステムの採用により、スムーズなマニュアル運転操作をサポートする。
エンジンには1.5リッターの直噴VTECターボエンジンが搭載され、あわせて慣性モーメントを30%低減した“シングルマス軽量フライホイール”を採用することで素早い回転落ちを実現。軽快なシフトチェンジやクルマと繋がる一体感が楽しめるという。
車体面では、荒れた路面でも車体の揺れを抑制する、徹底的に性能を突き詰めた専用サスペンションの採用に加え、専用チューニングされたステアリングと足回りにより、軽快で一体感の高い旋回フィールを楽しむことができる。
このRSにはフロントディスクローターに大径化された“RS専用ブレーキ”が装備され、コントロール性もより向上しているとのこと。車両外観にはブラック加飾のヘッドライトリングやドアミラーカバー、シャークフィンアンテナ、エキパイフィニッシャー、ホイールナットを装着し、車両前後の“RSエンブレム”でスポーティーさが強調された。
そのほかにもホンダ・コネクトディスプレイへのGoogle機能搭載や、標準装備される安全運転支援システム『Honda SENSING(ホンダ・センシング)』の進化も果たした新型シビック。
メーカー希望小売価格は2モーターハイブリッドシステムを搭載したe:HEVが399万8500円~430万7600円、ガソリンモデルのLXが344万8500円、同EXが379万8300円、そして新設定されたRSが419万8700円(いずれも税込)となっている。
■ホンダ・シビック公式サイト:https://www.honda.co.jp/CIVIC/
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