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ついに上陸!600万円前後で買えるテスラの「Model 3」はお買い得?

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ついに上陸!600万円前後で買えるテスラの「Model 3」はお買い得?

新興電気自動車専門メーカー、自動運転の先駆けとして、世界中から注目されているテスラ。日本でも着実にユーザーを増やしているが、この5月10日、東京都江東区東雲のA PITオ-トバックス東雲の敷地内に、「テスラサービスセンター東京ベイ」をオープンさせた。

国内のテスラ直営サービス拠点としては、横浜、名古屋、大阪に続く4拠点目となり、これで東京~都心近郊のテスラユーザーにとって、一段と快適なテスラライフがかなうことになりそうだ。

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敷地内には書店やカフェなども併設され、テスラの整備中も時間を持て余すことがない点もうれしい。今夏にはテスラの超高速充電器=スーパーチャージャーステーション(現在、全国に20ヶ所)の開設も予定されていて、これからはサービスセンターとしてだけでなく、テスラの試乗会やイベントの拠点としても活用されていくという。

サービスセンター裏のピットは2台分を用意し、テスラの整備を行うほか、ここ、「テスラサービスセンター東京ベイ」は2018年夏から初の試みとしてスタートした「テスラモバイルサービス」という、モデルSを改造した、出張サービスカーの拠点の一カ所にもなっている。「テスラモバイルサービス」は車内後部を2段のツール置き場とし、タイヤ交換などの軽作業に対応するという。



そんな「テスラサービスセンター東京ベイ」を視察した際、幸運にも、年内発売予定の最新のテスラ3に同乗試乗することができた。

東京~軽井沢間を、無充電で余裕たっぷりに走行できる航続距離

今、全世界で話題のテスラMODEL 3は、よりコンパクトで手ごろな価格を実現した電気自動車。全幅1849mmと、テスラとしてはコンパクトなボディーの内側は、さすがと言えるテスラの世界。インテリアスペースを最大化する、電気自動車ならではのパッケージングデザインによって、6:4分割の後席のフロアは完全にフラットで、大人3人の乗車も可能。ラゲッジスペースは例によって車体前後にあり、前側には床下収納も完備。人と荷物をストレスなく運べる電気自動車と言っていい。



インテリアの主要装備としては、15インチタッチスクリーンディスプレー、デュアルゾーンクライメートコントロールシステム(エアコン)、USBポート、12ウェイパワーシート、サラウンドオーディオシステム、ルーフ全体がガラスとなる紫外線&赤外線吸収ティンテッドガラスルーフなどがある。

動力性能は高効率パワートレーンによって、0-96.56mを最速3・2秒で加速できる性能を有し、航続距離は約386~499キロを誇っている。例えば、東京~軽井沢間を、無充電で余裕たっぷりに走行できる航続距離となる。

また、インパネ回りシンプルさも特筆もので、ステアリング左右のコントローラー以外は、タッチスクリーンによって操作。例えば、ドアミラーの調整も、タッチスクリーンの操作手順ガイドとステアリングスイッチで行えるのだ。

全方向の視界も抜群だが、走行中に15インチタッチスクリーンにカメラによる前方画像を大きく表示可能。もちろん、マップ表示、バック時には後方画像が大きく映し出される。



ロードノイズを徹底的に遮断

今回はサンプル車のアメリカ仕様、左ハンドルのテスラMODEL 3だったため、後席に同乗しただけの試乗ではあったものの、テスラ一流のウルトラスムーズな加速感、電気自動車ならではの低重心パッケージを生かした極上の乗り心地の良さ、そして何よりも、ロードノイズを徹底的に遮断した、電気自動車ならではの上質で素晴らしく静かな車内空間を堪能することができた。



価格は、基準車がアメリカで4万5000ドル程度なので、日本仕様の右ハンドルの価格は、600万円前後と予想したい。これまで発売されたテスラはいずれも1000万円オーバーだったから、買いやすさが一気に高まったと言える。サービス拠点の拡充や「モバイルサービス」によって、MODEL 3は日本でも電気自動車、テスラを加速させることは必至だろう。

テスラ3
https://www.tesla.com/jp/model3

文/青山尚暉

モータージャーナリスト。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。自動車専門誌の編集を経て、現在、モータージャーナリスト、愛犬との快適安心なカーライフを提案するドッグライフプロデューサーのふたつの肩書を持つ。小学館PETomorrowでも「わんこと行くクルマ旅」を連載中。最新刊に「愛犬と乗るクルマ」がある。

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