プロトン・コンペティションは、6月に開催されるル・マン24時間レースで走らせる44号車フォード・マスタングGT3のドライバーラインアップを変更し、ジョン・ハーツホーンを起用することを明らかにした。
プロトンがフルタイムで参戦しているWEC世界耐久選手権のLMGT3クラス車両に加わるかたちでフランス、ル・マンのサルト・サーキットを走ることになる3台目のマスタングGT3。このクルマでは当初、ベン・タックとチームオーナーのクリスチャン・リード、フォード・ワークスドライバーであるクリストファー・ミースの3名が搭乗ドライバーとしてエントリーリストに名を連ねていた。
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しかしチームは5月21日(火)、この布陣を一部改めハーツホーンがブロンズレーティングのドライバーとして、リードの後を引き継ぐことを発表した。
ハーツホーンは2021年にTFスポーツのアストンマーティン・バンテージAMRでGTEアマクラスに参戦して以来、初めてのル・マン出場となる。それ以前は2011年にジェットアライアンスのロータス・エヴォーラGTEで、2005年にはレースポート・ペニンシュラのTVRタスカンT400Rで同レースに参戦している。
この67歳のイギリス人ドライバーとタックは現在、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズとファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・エンデュランス・カップの両方でフェラーリ296 GT3をドライブしている。
一方、リードは昨季2023年限りでフルタイムのドライバーとしてのキャリアを終えることを選択し、2010年以来初めてル・マンを欠場することとなった。
今年2月に暫定エントリーリストが公開された際、44号車マスタングGT3のドライバー欄に名前が記されていたドイツ人ドライバーは、Sportscar365の取材に対し、ル・マン24時間レースへの参戦については「まだ決めていない」と語っていた。
火曜日にハーツホーンの起用を明らかにしたプロトンは同日、彼の会社であるC.T.C.ホールセラースがスポンサーについた、44号車フォード・マスタングGT3のイエローとブラックで構成されたマシンカラーリングを公開した。
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