スズキが小型SUVのクロスビーを仕様変更。外装の一部意匠の変更や新ボディカラーの設定、快適・機能装備の拡充などを行って魅力度をアップ
スズキは2022年7月13日、小型クロスオーバーSUVのクロスビー(X BEE)の一部仕様変更を行い、8月10日より発売すると発表した。
スズキ・ジムニー/ジムニー シエラの5速MT車に停車時アイドリングストップシステムを追加して燃費性能を向上
車種展開は以下の通り。
ハイブリッドMX:2WD184万300円/4WD198万5500円
ハイブリッドMV:2WD199万4300円/4WD213万9500円
ハイブリッドMZ:2WD209万9900円/4WD224万5100円
今回の変更は、外装デザインの一部意匠の刷新や新ボディカラーの設定、新しい内装色の追加、快適・機能装備の拡充などを図ったことが特徴である。
まず外装デザインでは、横基調デザインのメッキフロントグリルを全車に採用。また、切削加工を施した16インチアルミホイール(タイヤは175/60R16 82H)を全車に装着する。一方、ボディカラーは車体色にメロウディープレッドパールとミネラルグレーメタリック、ルーフ色にメロウディープレッドとミネラルグレーを新採用し、モノトーンが4タイプ、2トーンが7タイプ、3トーンが2タイプの計13パターンのワイドバリエーションとした。
インテリアについては、シートカラーアクセントおよびシートパイピングに、従来のアイボリーに加えてレディッシュブラウンを新設定したことがトピック。また、ラックススェード&ブラウンレザー調シート表皮(シルバーステッチ)、ブラックレザー調ドアトリムクロス(フロントドア)、インパネ/ドアトリムカラーパネル(ブラウンメタリック)で構成する「ブラウンアクセントパッケージ」を、ハイブリッドMZに3万8500円のオプションで用意した。
快適・機能装備の面では、従来はハイブリッドMZのみに採用していたフロントドア・プレミアムUV&IRカットガラスやIRカット機能付フロントガラスをハイブリッドMVにも拡大展開したことが訴求点。また、ハイブリッドMZとハイブリッドMVは、インパネ中央部にUSB電源ソケット(Type-A 1個、Type-C 1個)を追加した。
パワーユニットは基本的に従来と共通で、K10C型996cc直列3気筒DOHC12V・VVT直噴ターボエンジン(最高出力99ps/5500rpm、最大トルク15.3kg・m/1700~4000rpm)+WA05A型モーター(最高出力2.3kW/1000rpm、最大トルク50Nm/100rpm)+リチウムイオン電池で構成するマイルドハイブリッドを搭載。トランスミッションにはマニュアルモード付6速ATを組み合わせ、駆動方式は2WD(FF)とフルタイム4WDの選択を可能としている。
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