EVのスポーツカーは海外勢が中心だったが、2021年にホンダやトヨタのレクサスなどが立て続けにクーペ型のスポーツEVを公開。国内メーカーの動向に期待が集まる。
地球上で最も低い空気抵抗を追求
発売当時の価格は138万円!トールボーイデザインで話題を集めたホンダのフルオープンカー「シティ・カブリオレ」
テスラ『モデルS』
車両本体価格1069万9000円~
2013年に日本投入。ボディータイプは4ドアセダンとされているが、実際はリアに大型のテールゲートを備えるため、正確には5ドアハッチバック。最もハイスペックな『Plaid』は推定航続距離が837km、最高速度は322km/h、0-100km/h加速は2.1秒以下と驚異的だ。
【SPEC】
全長×全幅×全高:4979×1964×1445mm ホイールベース:2960mm 車両重量:2162kg
最高出力:750kW 最大トルク:・ 最大航続距離:637km(推定) バッテリー総容量:100 kWh
※スペックは「Plaid」
〈ココに注目!〉
『モデルS』のCD値は0.208と驚きの数値。高強度のボディー構造とフロアに組み込んだバッテリーが操作性と走行性能をサポート。
新世代のアウディブランドを牽引
アウディ『e-トロン GT クワトロ』
車両本体価格1399万円~
この4ドアクーペは伝統的なグランツーリスモのコンセプトを再解釈したもので、デザインは表現力豊かであり、テクノロジーは革新的。航続距離は534km。日常的な使用と長距離旅行を両立する点でも傑出している。
【SPEC】
全長×全幅×全高:4990×1965×1415mm ホイールベース:2900mm 車両重量:2280kg
最高出力:390kW 最大トルク:640Nm 最大航続距離:534km バッテリー総容量:93.4kWh
〈ココに注目!〉
標準サスペンションはダンピングコントロール付きコイルスプリング。PETボトルの再生素材のシート地はアウディにとって意義のある装備だ。
電気自動車の購入を検討する時に重視することTOP3
3位航続距離、2位EVステーションの数、1位は?
年々、注目度が高まるEVだが、実際に消費者の購入意欲はどうなっているのか。パーク24がドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施したEVに関するアンケートを見てみよう。
■ 200万円以下なら6割が購入検討
EVがどのようになったら購入を検討するか聞いたところ、「価格が手ごろになったら」34%、「充電ステーションが増えたら」19%、「航続距離に不安がなくなったら」12%、「好きな車種があったら」11%の順。「価格が手ごろになったら」EVの購入を検討すると回答した人に、購入を視野に入れる車体価格を尋ねると、「200万円以下」28%、「150万円以下」22%、「300万円以下」16%、「250万円以下」15%という結果に。
■ 航続距離よりも車種を重視
「航続距離に不安がなくなったら」は年代が上がるにつれて割合が高くなり、60代以上では16%であるのに対して20代以下は9%。一方で、「好きな車種があったら」は、若い年代ほど割合が高く、20代以下が17%で最多となっている。30代以下は航続距離よりも車種を重視しているようだ。
出典:パーク24(2021年発表「電気自動車」に関するアンケート結果)
取材・文/編集部
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2021年12月20日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
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みんなのコメント
長さ5メートル、幅2メートル、重さ2.5トン、お値段1,400万円の、このアウディ。
いったいどうすりゃコレがEV普及の起爆剤になるのか!?
DIMEの記者って頭ピーマンなのか?