12月1日、メルセデス・ベンツは、EV(電気自動車)のコンセプトモデル「プロジェクト・マイバッハ」を発表した。
アウトドア・アドベンチャー・デザイン・モチーフ
プロジェクト・マイバッハはEVでありながら、長大なボンネットを持つ全長約6mの巨大な2ドアのラグジュアリー・クーペで、それだけでも十分個性的なのに、さらに最低地上高を上げてオフロード用のタイヤを履かせ、SUV風に仕立てている。
このデザイン、かのヴァージル・アブロー氏の協力のもとで実現したものだとされる。アブロー氏といえば、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」の創業者であり、「ルイ・ヴィトン」のメンズ・アーティスティック・ディレクターをつとめていたファッション・デザイナーである。
マイバッハは、メルセデスの最上級ブランドである。現在、メルセデス・ベンツ「Sクラス」と「GLSクラス」をもとに、ゴージャスに仕立て直したモデルをメルセデス・マイバッハとしてラインナップする。
上記2台と比べ、プロジェクト・マイバッハは異質だ。室内はふたり乗りで、リアシートはない。自らステアリングを握るオウナー・ドライバー向けのモデルなのだ。豪華なセパレートタイプのリアシートが特徴の現行マイバッハ・モデルとは異なる。広報資料には「オフロードクーペ」と書かれていた。
エクステリアは、前後のスキッドプレートやルーフラック、LEDのルーフライトなどを装備することで、パリダカやサファリなど、冒険ラリー用の競技車両、もしくはミリタリー車両をちょっと思わせる。
長大なボンネットは、その下にV12やV16を収めるためではなくて、ソーラーパネルを内蔵するために使われる。無駄に長いのではなくて、機能的な裏付けがある。
搭載するバッテリーやモーター、駆動方式の詳細は明かされていない。もちろん、このまま市販することはないにしても、ヴァージル・アブロー氏とのコラボレーションにより、マイバッハの可能性が大いに広がったといえるだろう。
GQも既報しているように、アブロー氏は11月28日、がんで亡くなっている。享年41歳。合掌。
文・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
『マイバッハ』と言えば、一般庶民の羨望の眼差しを一心に浴びる別格のブランドだった筈なのだが。