GRS180系クラウンをナチュラル系VIPスタイルに
マジョーラミッドナイトパープルにオールペンしたトヨタGRS180系「クラウン」のオーナー、“ばぶちゃん”さん。彼女の周りにはカスタムレベルの高い仲間が多く、ドレスアップカーコンテスト優勝経験者が何人もいます。そうしたクルマに囲まれていると、仲間と同じようにインパクト重視の過激な方向へエスカレートするのかと思いきや、彼女の好みは「ナチュラル系VIPスタイル」でした。
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コンプリートモデルにひと目惚れ
そもそも着飾ったカスタムに興味はなく、自分の愛車にするならさりげなく主張できるスポーツVIPのテイストが好み。そうした想いから、クルマを探しを知り合いと一緒に行い、愛知県のカスタムショップとして有名なALESS(アレス)を訪れたときに、現在の愛車トヨタGRS180系「クラウン」にひと目惚れ。これこそ私が求めていたVIPカーということで、特別に譲ってもらったと話す。
このGRS180系クラウンはすでにアレスのコンプリートモデルとして製作された車両で、外装はシンプルでさりげないデザインのアレスオリジナルエアロ「ロゼル」シリーズのフロントバンパーとリアバンパーを装着。
ナチュラル系VIPスタイル王道の表現法で魅せる
純正バンパーとの違いを明確にしながら、ダクトを強調するデザインによってスポーティに魅せる。このエアロパーツの特徴は、純正が持つ美しいラインを崩さないリメイク法によってフォルムをまとめあげている点にある。純正プレスラインはそのままに、というのは「ナチュラル系VIPスタイル」王道の表現法といえるだろう。
“ばぶちゃん”さんのこだわりは、車高についてもその状態で走れなければ意味がないという考えだ。近年のVIPカー業界ではエアサスの普及率が高いが、走りにこだわるオーナーたちは車高調キットとアームを変更したスタイルでサスペンションセットを組むケースが多い。俗に言う「生脚」というカスタム手法だが、彼女もその生脚にこだわっている。しっかり手ごたえを感じるハンドリングで仕上げていた。
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シンプル系VIPに愛されるホイールを装着
ホイールはWORKのZISTANCE W5Sを装着する。このモデルはシンプル系VIPで愛される名作で、光をイメージしたバフフィニッシュ、影を連想させるブラッシュドという2種の特別仕様に加え、限定の鳳凰エディションが設定されている。
“ばぶちゃん”のGRS系180クラウンが履いていたのはコンポジットバフブラッシュド加工を施したモデルで、スポークエッジをより強調させ華やかに魅せる鳳凰エディション。限定スポークステッカーが付いているので、カスタム好きであればすぐに気づく優越の証が自慢になる。
インテリアは今のところ純正スタイルだが、より使いやすくするためのカスタムを予定しているという。その内容は明かせないとのことだが、周りにカスタム上級者が多い彼女だけに、きっと使いやすいだけのインテリアではなく、魅せる仕様へと発展することだろう。
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