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スズキ「GSX-8R」がデイトナ200マイルで表彰台獲得! レース1ではホールショットも奪う

掲載 更新 3
スズキ「GSX-8R」がデイトナ200マイルで表彰台獲得! レース1ではホールショットも奪う

GSX-R750はSSクラスでポールポジション!

バンス&ハインズおよびチームハマーがGSX-8Rでモトアメリカ・ツインズカップにエントリーするという話題をお届けしたのは2月。早くも初戦のレース2で表彰台をゲットした。

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レース2で2位表彰台! 開発が進めば“勝てるマシン”になる!

2024年シーズンのモトアメリカ(MOTO AMERICA)選手権には、2つのメジャーチームがGSX-8Rでツインズカップにエントリーしている。初戦となったデイトナ200マイルでは、「RevZilla/Motul/Vance & Hines Suzuki」はツインズカップのみ、そして「Vision Wheel M4 ECSTAR Suzuki」はツインズカップのほか、GSX-R750でスーパースポーツクラスに出場(スーパーバイククラスは非開催)。レース1およびレース2でそれぞれに活躍を見せた。

まずレース1では、RevZilla/Motul/Vance & Hines Suzukiのロッコ・ランダース(Rocco Landers)がホールショットを奪い、レースは5位フィニッシュ。Vision Wheel M4 ECSTAR Suzukiのロッシ・ムーア(Rossi Moor)は7位で同クラスデビューを飾った。

―― レース1でホールショット(スタートして最初の1コーナーにトップで飛び込むこと)を奪い、5位でゴールしたRevZilla/Motul/Vance & Hines Suzuki の Rocco Landers。

―― ツインズカップデビュー戦となるレース1で7位を獲得したVision Wheel M4 ECSTAR Suzuki の Rossi Moor。

このほかスーパースポーツクラスではVision Wheel M4 ECSTAR Suzukiのタイラー・スコットがポールポジション獲得、決勝2位と活躍した。

レース2では、GSX-8Rを駆るランダースが2位、ムーアが4位と躍動。優勝したアプリリア機には11秒のビハインドとなったが、今後に期待を持たせる走りでGSX-8Rの可能性を示したと言える。スーパースポーツクラスのレース2リザルトは未発表だ。

ロッコ・ランダースは2020年にもスズキSV650でツインズカップのチャンピオンに輝いており、今シーズンもチャンピオン獲得を目標にフル参戦していく予定。以下は本人のコメントだ。

レース1後(5位)「ホールショットを獲るのはいつでもいいものです。私たちは力強い進歩と遂げてきましたが、まだ自分たちが到達できるはずの位置には至っていません。レースではいくつかのミスを犯して先頭集団を失いました。それに、これはまだ真新しいバイクです。GSX-8Rは素晴らしいプラットフォーム。今週末はハンドリングにフォーカスしておいて、すべてが前向きに進んだと思います」

レース2後(2位)「昨日のレースで、私はチームに『我々は表彰台が手に入ると思う』と伝えました。バイクはまっさらの状態で、初めて見たのは水曜日です。チームとスズキは懸命に作業に取り組み、一貫した改善を続けることでわずか2戦目で表彰台に上ることができました。デビュー戦としては上々、そしてさらに開発を進めれば、間違いなく安定して勝てるバイクになるでしょう」

スズキのニューモデル「GSX-8R」は、ツーリングにも適したフルカウルスポーツバイクだが、そのポテンシャルはアプリリアRS660やヤマハYZF-R7を打ち負かすことが期待されている。今シーズンの戦いに要注目だ!

―― Rossi Moor はレース2で4位にジャンプアップ。

―― Rocco Landers は2位表彰台で今後を期待させる。

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みんなのコメント

3件
  • kom********
    つくづくスズキのmotoGP撤退が悔やまれる
    ホンダやヤマハの不振を尻目に好調の欧州勢に一矢報いる
    ことができた可能性が高いと期待できたのに
  • めらんまろん
    日本でもMFJがついにアップを先導してくれたらなと思う
    4気筒よりコストが安くて、それでいてアグレッシブなマシンになるツインはレースの裾野を広げられるカテゴリーになると思うのだが
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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