■噂の新型「ランクル“ミニ”」はどのようなクルマなのか
2023年8月、トヨタは「ランドクルーザー250」を世界初公開した際に、もうひとつのランドクルーザーとして新型「ランドクルーザーミニ(仮称:以下、新型ランクルミニ)」の存在を示唆しました。
期待される新型ランクルミニとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。
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ランドクルーザー250が初めて発表された2023年8月の報道イベントでは、歴代のランドクルーザー(ランクル)シリーズを一斉に展示し、その長い歴史を紹介しました。
そして将来のランクルシリーズを示唆するモデルとして、大きさの異なる2台のSUVのシルエットも映し出されたのです。
うち、大型サイズの1台についてはその後、2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023(JMS2023)」にコンセプトカーとして出展された「ランドクルーザーSe」であったことが判明しています。
ランドクルーザーSeは、歴代ランクルシリーズ伝統のラダーフレームではなくモノコックボディを採用し、しかもランクル初のEV(電気自動車)という成り立ち。これまでのランクルの概念を打ち破るモデルとしてお披露目されました。
対して小型版、いわゆる新型ランクルミニは、JMS2023で姿を現すことはありませんでした。
ただし、さかのぼること2021年12月におこなわれたトヨタ「EV戦略説明会」では、8月に公開されたシルエットと同様のスタイルをもったモックアップ(1/1モデル)が「コンパクトクルーザーEV」として初披露されています。
コンパクトクルーザーEVは、フランス・ニースにある欧州トヨタのデザインスタジオ「EDスクエア」で開発されました。
スクエアで力強いデザインは、のちに登場したランドクルーザー250との共通性もあり、いまあらためて見るとなかなか現実味のあるスタイリングと感じられます。
EV戦略説明会において、コンパクトクルーザーEVともに近未来のEVとして紹介された10台以上のモデル群のなかには、その後実際に市販化されたモデルも多く含まれていました。
なかには、HEV(ハイブリッド車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)として市販化された車種も複数あることから、必ずしもEV専用モデルとは限らないのかもしれません。
新型ランクルミニとして市販化された際、搭載されるパワートレインについても注目されるところです。
※ ※ ※
トヨタが次世代のランドクルーザー像として紹介したコンパクトクルーザーEV(新型ランクルミニ)ですが、市販化に関する情報についてはいまのところ何も明らかにされていません。
コンパクトクルーザーEVは、2022年に欧州でカーデザイン賞(コンセプトカー部門)を受賞するなど第三者からの高評価を集めたほか、SNSなどでも「市販化間近か」とのウワサがあがるなど、一般ユーザーからの期待も高まっています。
次なる一手が待たれるところです。
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みんなのコメント
出てから言え
こういう記事出したら見てもらえるが先行し過ぎてて流石に無理。