2020年の東京オートサロンでもお披露目され、日本導入が待たれている“第8世代”の新型『シボレー・コルベット』のグレード体系や仕様、そして発売価格が決定。8月27日付でシリーズ史上初となるハードトップコンバーチブルや、右ハンドル仕様の導入がアナウンスされ、国内へのデリバリー開始は2021年5月が予定されている。
ロングノーズ・ショートデッキのFRスタイルに別れを告げ、ついに念願だったミッドシップ・レイアウトを採用したC8は、こちらも伝統の“スモールブロック”6.2リッターV型8気筒のLT2型に直噴技術を採用し、ミッドへの搭載と合わせて8速のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を組み合わせる。
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最高出力495hp/6450rpm、最大トルク637Nm/5150rpmを発生するエンジンには、アクティブ・フューエル・マネジメントと呼ばれる気筒休止機構も備えるなど、かつてない新次元のパフォーマンスと最上級の操作性と快適性を実現した革新的スーパースポーツに仕立てられている。
2020北米カー・オブ・ザ・イヤーも受賞した『シボレー・コルベット』C8は、日本市場への導入に際してコルベットブランド初となる右ハンドル仕様を導入。クーペモデルには“2LT”と“3LT”の2トリムが用意されることも発表された。
また、ミッドシップ化に合わせてコルベット史上初となるリトラクタブルハードトップも採用され、スタイリング、快適性、実用性、パフォーマンスを高次元で融合。従来のソフトトップに比べより静粛なキャビンとセキュリティの向上、シームレスな格納によるクリーンな外観を実現し、48km/hまでの走行時でも所要時間わずか16秒の開閉が可能となっている。
このリトラクタブルハードトップ仕様の“コンバーチブル”グレードも日本に導入され、トップ収納時もゴルフバッグ2個分を搭載可能なトランクスペースを確保し、フロントの収納スペースと合わせてクーペと同等の実用性を維持するなど、デイリーユースにも耐える性能が備わる。
また、日本国内モデルのみの展開となる最新のナビゲーションシステム『クラウドストリーミングナビ』は、GMジャパンが株式会社ゼンリンデータコムと共同開発した完全通信車載ナビゲーションとなり、トンネルなどGPSで測位できない環境でも自律航法が可能に。最新の地図をつねにストリーミングし、データ更新の煩わしさから開放される高いユーザビリティを備えた。
ボディカラーは3グレードともに全6色が用意され、インテリアはジェットブラックを基準色に、2LTのアークティックホワイトの外装色のみアドレナリンレッドを、ゼウスブロンズメタリックにはナチュラルやナチュラルディップドを組み合わせる。
注目の価格は、クーペ 2LTが1180万円(税込)、クーペ 3LTが1400万円(税込)、そしてコンバーチブルが1550万円(税込)となっている。
GMジャパン・カスタマー・センター:0120-711-276
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