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【このディアブロなんぼ?】非常に希少なランボがオークションに 1993年製ランボルギーニ ディアブロ エボリューションGTR その想定落札価格は?

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【このディアブロなんぼ?】非常に希少なランボがオークションに 1993年製ランボルギーニ ディアブロ エボリューションGTR その想定落札価格は?

ランボルギーニ ディアブロ エボリューションGTR(1993):1993年製の希少なランボルギーニ ディアブロ エボリューションGTRがチューリッヒで競売にかけられる。推定価格は482,000ユーロ(約8,435万円)だ!ランボルギーニ自身が製造したことのないディアブロがオークションに!

1990年、「ランボルギーニ ディアブロ(Lamborghini Diablo)」の登場により、サンターガタに新たな時代が幕を開けた。「カウンタック」の後継車、社内で「プロジェクト132」と呼ばれたこの車は、世界最速の車となることを目指していた。そして、「ランボルギーニ ミウラ」、「カウンタック」、「ランチア ストラトス」などのスタイリッシュなクルマのデザインで世界を魅了した、稀代の天才デザイナーのマルチェロ ガンディーニがそのデザインを担当。その結果、シザースドア、V12エンジン、そして今日でも愛好家の胸を高鳴らせる外観を備えた、過激なスーパースポーツカーが誕生した。

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2001年までに、2,903台が生産された。そして今日では?「ディアブロ」ほど、その魅力を維持しているランボルギーニは、ほとんどない。特に、「ディアブロSV」や「GTR」などの希少な特別モデルは、かつてないほど需要が高まっており、この「ディアブロ」の35周年を記念して、そのうちの1台が、スイスでオークションにかけられることになった。

エボリューションGTRは、ルーフとボンネットに大きな冷却チャネルを備えている。ランボルギーニ自身が製造しなかったディアブロ1993年製の「ディアブロ エボリューションGTR」。このバージョンは公式には存在しなかったものだ。スイスのランボルギーニディーラー兼輸入業者、ローランド アフォルターの手によって製造された。わずか10台しか製造されなかったため、このモデルは現在ではまさに希少価値の高いものとなっている。

ボンネットの下には、工場出荷時の5.7リッターV12エンジン(485馬力、582 Nm)が搭載されており、そのパワーは5速マニュアルトランスミッションを介して後輪にのみ伝達される。これにより、320km/h以上の最高速度を実現しており、今日の基準でもなお、驚異的な性能と言える。

ボンネットの下には、クラシックな5.7リッターV12エンジンが搭載されている。チューンナップされたエンジンは搭載されていないものの、このモデルは他の「ディアブロ」とは明らかに一線を画している。このスーパースポーツカーは、印象的な「バイオラ」カラーと、ブルーのアルカンターラを使用したインテリアが特徴だ。スイスのディーラーは、空力性能の向上にも力を入れている。

ブルーのアルカンターラ内装は、派手な外装とマッチしている。「GTR」は、角張った形状ではなく、より柔らかなラインを採用している。クラシックなポップアップヘッドライトは、丸みを帯びた四角いハウジングに、フォグランプは角張った形状から丸い形状に変更されている。ルーフとボンネット内の大きな冷却ダクトも印象的だ。サイドビューは、フロントホイールの後ろにある巨大で湾曲したエアインテークと、ドアの後ろにある控えめなエアインテークが印象的だ。

リヤは、新しく成形されたバンパーが目を引き、ライト要素が組み込まれた新しいラジエーターグリルがそれを引き立てている。全体を締めくくるのは、力強いスポイラーだ。

リヤバンパーはより滑らかな形状になり、巨大なスポイラー。見るものの目を惹きつける。オークションのウェブサイトによれば、このランボはメンテナンスが完了したばかりだ。走行距離はわずか33,824kmと、この希少な車は最高の状態を保っており、チューニングの異端児たちも、ランボルギーニの歴史の中でその地位を確立していることを示している。

高額な値札2025年11月1日、この「ディアブロ エボリューションGTR」はチューリッヒの「Broad Arrow Auctions」で競売にかけられる。推定価格は375,000ユーロから482,000ユーロ(約6,562~8,435万円)だ。高額だが、コレクターにとっては、公式には存在しなかったランボルギーニの歴史の一片を手に入れる最後のチャンスかもしれない。

Text: Nele KleinPhoto: Broad Arrow Auctions LLC.

文:AutoBild Japan
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