ドゥカティは2024年7月26日(金)~28日(日)にミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催したイベント「World Ducati Week 2024」が、国際規格UNI ISO 20121に準拠した持続可能なイベントと認証された旨発表した。同イベントが認証されるのはこれで4回目となる。
World Ducati Week 4回連続で持続可能なイベントとして認証・ドゥカティ最大の祭典が国際規格UNI ISO 20121に準拠した持続可能なイベントとして認証され、モーターサイクル業界の模範となるイベントであることが証明される
・94,000人以上の来場者を集め、3日間にわたって楽しく情熱的な数多くのアクティビティを開催、認証を取得したことにより、過去もっとも成功したイベントとして有終の美を飾る
・この素晴しい成果は、イベント開催の各段階において経済的、環境的、社会的にバランスのとれた管理体制を確立する組織モデルによって実現
2024年9月6日 ボルゴパニガーレ(イタリア、ボローニャ)7月26日から28日までミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催されたWorld Ducati Week 2024は、国際規格UNI ISO 20121に準拠した持続可能なイベントとして4回連続で認証されました。これは、世界中の何万人ものファンを魅了するこの祭典が、モーターサイクル業界において社会的責任を果たす、持続可能なイベントであることを証明するものです。
World Ducati Weekは、第1回以来、モーターサイクル・ファンだけでなく、パートナー企業、サプライヤー、従業員、そして地域社会から構成されるドゥカティスティのコミュニティを結びつける絆をさらに深め、ドゥカティに対する情熱を共有する理想的なイベントとなっています。
7月に開催されたこのイベントの数字がすべてを物語っています。今年のWorld Ducati Weekでは、3日間で世界86か国から94,000人を超える来場者を集め、モーターサイクルへの情熱、企業の社会的責任、環境保護、ドゥカティ・ブランドの認知度向上に対する取り組みを組み合わせた祭典として、数多くの楽しいアクティビティが開催されました。
ドゥカティは、2016年、2018年、2022年に開催されたWorld Ducati Weekでも、この認証を取得しています。これは、従業員、サプライチェーン、来場者を含む、イベントの立案と実行に関わるすべての関係者の共同の取り組みによって達成されました。彼らは協力して、イベントの計画と実現の各段階において、経済的、環境的、社会的観点からバランスの取れた管理を確立するための組織モデルを構築しました。
この認証は、認証機関がさまざまな段階で実施した検証に基づいて発行されました。最初は計画段階において、効果が期待される持続可能性の原則を評価し、次に実施段階で、イベント中に計画内容が実際に実行されたことが検証されました。
World Ducati Weekの目的と活動を定義する基盤として採用した原則には、包括性への取り組み、持続可能性の問題に関する意識の向上、環境保護に対する責任ある管理、関係するパートナーや当局とのコミュニケーションの透明性、人権の尊重、すべての利害関係者の積極的な参加などが含まれています。
包括性と環境保護に対する意識World Ducati Weekは、あらゆる人々を歓迎する包括的なイベントとして計画され、ドゥカティ以外のモーターサイクルのオーナーでも参加が可能で、EU圏外の国からの参加者や未成年者は入場が無料です。さらに、障がい者向けの専用サービスを提供し、子供用のエリアも2か所に用意されました。
このイベントでは、世界中のドゥカティスタ、インポーター、ドゥカティ・オフィシャル・クラブが集まるインターナショナル・ビレッジの設営などの取り組みを通じて、さまざまな国から参加者した人々の文化交流が促進されました。社会的責任の観点から、金曜の夜に開催されたイベントでの手荷物保管サービスで得た収益の一部は、DVをはじめとするジェンダーに基づく暴力との闘いを支援するため、反暴力を掲げる組織、モンドドンナ・オンラス協会の「ChiAma chiAma」に寄付されました。
ドゥカティは、World Ducati Weekに関連して、環境保護と持続可能な目標を推進し、従業員や外部の協力者を含むすべての関係者がこれらの問題について十分な情報とトレーニングを受けられるようにすることを約束しました。そのため、関係するスタッフは、持続可能な目標の達成に積極的に貢献するための特別なトレーニングを受けました。さらに、3日間にわたって、ドゥカティのデジタルチャンネルや会場内の専用掲示板を通じて、参加者の認知度を高める取り組みを実施しました。
イベント管理と透明性ドゥカティは、World Ducati Weekの企画・開発段階で、環境への影響を最小限に抑えるための持続可能な対策を採用し、イベント開催地の振興と地域の活性化にも尽力しました。採用されたさまざまな対策の中で、スタッフ向けには電動スクーターや自転車などの持続可能な移動手段の使用が推進され、参加者向けにはウェルカムキットにウォーターボトルを入れて配布し、発生するプラスチックの量を削減しました。
サーキットとリビエラ地区の移動では、環境に優しいシャトルバスを運行し、周辺地域を探索して楽しむための試乗会やアクティビティも開催されました。ケータリング・サービスでは、土に還る食器や、農家から直送された食材を使用し、余った食品を慈善団体に寄付することによって、廃棄物の削減に貢献しました。
ドゥカティは、World Ducati Weekのすべての段階を通じ、利害関係者とのコミュニケーションにおいて透明かつ明確なアプローチを採用しました。管理機関、行政当局、各種団体との連携は透明性と相互信頼に基づいており、効果的で建設的なコミュニケーションが実施されました。この原則を確認するため、イベント中に達成された持続可能な結果報告が、World Ducati Weekサステイナビリティレポートに掲載され、関係者に公開されます。
人権の尊重と人々の積極的な参加ドゥカティは、人権の尊重を、あらゆる事業活動における不可欠な要素であると考えています。この取り組みは、World Ducati Weekのような大規模イベントの実現に何よりも反映されており、セキュリティ・サービスや医療支援などを通じて、すべての参加者と関係する労働者の基本的権利の尊重と安全を確保することに尽力しました。この取り組みもまた、参加者とすべての関係者を積極的に巻き込んでグローバルな絆を構築し、国境を越えてすべての人々に忘れられない体験を提供することで、参加者とすべての関係者の期待を上回るという目標に貢献しました。
World Ducati Weekは、ドゥカティが事業活動成功の鍵と考える環境保護および持続可能性と、責任ある資源管理への取り組みを完全に反映したイベントです。この考え方は、フォルクスワーゲン・グループの価値観に基づいたもので、ドゥカティが主催する活動やイベントなど、あらゆる側面の基盤となっています。
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