フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1のカレンダーから歴史的なトラックが消えることは間違っていると批判した。
2020年のF1は、ザントフールトでのオランダGP復活に加え、新たにベトナムGPが開催されることとなった。これにより、既存のレースが2戦、カレンダーから消えることになっている。
そんな中、ベッテルにとってのホームレースであるドイツGPの他、フェラーリの聖地であるモンツァでのイタリアGPも開催契約の延長には至っておらず、開催継続が危ぶまれている。
「僕は、ここ(ホッケンハイム)の人々のことをよく知っている」と、ベッテルはホッケンハイムで語った。
「彼らは多くの努力と情熱を注いでいる。そして、彼らはグランプリの開催を継続しようと非常に熱心だ。素晴らしいショーが見られるが、お金が沢山稼げるとは思わない」
「彼らは昨年、損失を出したと思う。(ドイツGPのタイトルスポンサーとなった)メルセデスのおかげで、彼らは再びグランプリを開催できたんだ。僕は来年以降の開催契約交渉については知らないし、どれほど多くのお金を必要としているかも分からない」
「問題は、ドイツ(政府)が資金供与に協力的ではないことだ。だから外部からの投資が必要だ。オランダや他の開催地と違い、政府が進んで開催を支持しているわけではない」
「F1は、人々が支払う金額に基づいてグランプリ開催を決め、自分たちのビジネスを制限していると思う。特定のグランプリを失わないことが重要だ。それは、支払いとは無関係だ」
「モンツァのないF1は、つまらないだろう。ドイツやスペインのように長い歴史を持つ国を失うのは間違っている」
ベッテルは、リバティ・メディアがF1オーナーとなる前、バーニー・エクレストンがF1を率いていた時代にカレンダーに加わったレースの一部は、観客が少ないと指摘した。
「みんなお金を稼ぎ、利益を出したいと願っているから、あるトラックが他のトラックよりも少ない金額しか払えないのは助けにならない」
「スポーツへの情熱がある場所でグランプリを開催することが重要だ。だからドイツやイギリスのような、象徴的な場所でのグランプリ開催を維持して欲しい。それが僕の考えだ」
「空席のグランドスタンドではなく、たくさんの人たちの前でドライブするのは僕たちにとっても楽しいことだ。例え新しいシートが整備されていたとしても、そこに観客が誰も座っていなければ意味がない」
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