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「GT-RにWRX STI、そして86・・・人気チューンドベース揃い踏み!」ユーザー目線を貫くカンサイサービスの世界観【東京オートサロン2020】

掲載 更新 4
「GT-RにWRX STI、そして86・・・人気チューンドベース揃い踏み!」ユーザー目線を貫くカンサイサービスの世界観【東京オートサロン2020】

人気チューンドベース揃い踏み! カンサイ流の2020年スペックに注目!


ユーザー目線のオリジナルパーツを大量投入!

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2020年の東京オートサロンを振り返りながら写真のチェックをしていたら、カンサイサービスのブース全景に現状の国産車チューニングが凝縮されていることに気がついた。注目のGRスープラをセンターに、その隣を絶版車人気の象徴であるR34GT-Rがキープ。さらにその脇を固めていたのがGT-R、86、WRX STIという顔ぶれ。これら3車種は近年のチューニングを牽引してきた存在といえるが、カンサイサービスならではの手法で2020年バージョンへとアップデートが図られていたので紹介しておこう。

まずはR35GT-Rだが、2020年のテーマは「あえてのブーストアップ」。1000psオーバーのハイパワーチューニングで蓄積してきたノウハウを生かし、サーキットタイムとストリートでの扱いやすさの両立を追求している。

パワー系のキモとなるのは、HKS GT1000インタークーラーを中心とした冷却系とオリジナルECUセッティング。純正タービン仕様とはいえ、クーリングパートの容量を上げて吸気温度を抑えることは、中間域のトルクアップに繋がるのだ。

エアロパーツも一見ノーマル風なさりげないカスタムが2020年のイチ押し。オリジナルカーボンフロントリップとグリル、サイドステップ、リヤウイングに加え、285サイズを収めるフロントワイドフェンダーがサーキットでの戦闘力を高めてくれる。

サスペンションは、車高調がHKSハイパーマックスMAXIV SPベースのカンサイSPLセッティングバージョン。前後サスペンションアーム類も変更して、スポーツ走行に最適なアライメントとしている。ホイールはアドバンレーシングR6(FR11J×20+5)で、タイヤにはアドバンA052(285/35ZR20)を組み合わせる。

86(およびBRZ)は、2020年もコストパフォーマンスに優れたベース車として注目のモデル。カンサイサービスの86は、後期のチューニングマスターとして製作した1台で、エンジンは本体ノーマルにHKSのボルトオンターボキットをセットしたGTIII-RS仕様となる。

強化された燃料系をフラッシュエディターで制御しているが、エンジンブロックやミッションの強度を考慮したパワー&トルク設定としているのがポイント。それでもピークパワーは322ps、34.6kgmに達しているのだから恐れ入る。

カーボン製のフロントリップ、サイドステップ、リヤサイドスポイラーでさりげなくエクステリアを引き締めるのもカンサイ流。エキゾーストは、HKSのリーガマックススポーツで、向井代表が「静かさとハイパワーを兼ね備えたマフラーの完成形」と絶賛する製品だ。不快なこもり音を抑え、過給機チューンで350psまで対応するスペックだ。

エンジンオイルクーラーはHKS製を装備。ただし、HKSのキットは後期型にセットする場合、LEDアクセサリーライナー(BRZ)&LEDフォグランプ(86)装着車は非対応だ。つまり、それらの装備を外さなければインストールできないのだ。「それでは後期オーナーが可哀想」と考えたカンサイサービスは、LEDアクセサリー類を犠牲にすることなくHKS製オイルクーラーを装着できるジョイントステーを独自に開発。不可能を可能にしたのである。

車高調はHKSハイパーマックスMAXIV SPで、ボディ剛性を高めるオリジナルブレース類もフルに装備。ホイール&タイヤはアドバンレーシングRSIII(9.5J×19+45)にアドバンネオバAD08R(255/30R19)の組み合わせだ。

そして、長年カンサイサービスが拘り続けているのが、4ドア4WDターボモデル。中でもVAB型WRX STIは、名機EJ20最終搭載車として長く乗り続けられるように、トータルバランス重視のチューニングメニューを採用。

エンジンはHKSのGTIII-RSタービンキットをフラッシュエディターで制御して、中速トルクを落とさずに高回転域のパンチをプラスしている。

排気系はHKSスーパーターボマフラーにメタルキャタライザーの組み合わせ。エクステリアはSTIをメインに、バリスのボンネットとボルテックスGTウイングでポテンシャルにふさわしい冷却性能とダウンフォースを獲得している。

前後のタワーバーの他、ロアアームバーやメンバーブレースなどカンサイサービスが得意とする補強パーツ類も、ボディの劣化を抑制して長く乗り続けていくために欠かせない。

車高調はHKSハイパーマックスMAXIV SP。ホイールはアドバンレーシングGTビヨンド(9.5J×19+44)で、レーシングカッパーブロンズカラーが大人の雰囲気にピッタリの印象。タイヤはアドバンネオバAD08R(FR255/35R19)となっている。

最新モデルから定番車種まで幅広い展開を可能にしているのは、言うまでもなくカンサイサービスの豊富なノウハウと技術力の高さがあってのことなのだ。

https://www.youtube.com/watch?v=LaRXrM2MR5E

●取材協力:カンサイサービス 奈良県奈良市小倉町1080 TEL:0743-84-0126

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みんなのコメント

4件
  • r34だけ年式が全然違うのにカッコよさはピカイチだな。メーカーはなんでわからないんだろう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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