世界の新車大図鑑
普通二輪免許で乗れ車検もないことから、昔から人気の高かった軽二輪(126~250cc)クラス。4気筒エンジンとクラスを超えた電子デバイスを装備したZX-25Rの登場で、250の価値観が格段にレベルアップしたのは間違いない。’21年はそれを迎撃すべく、進化する2気筒や独自路線のジクサーからも目が離せず、オフロード勢もアドベンチャーなど、ますます活況だと言える。
カワサキ2021新車バイクラインナップ〈126~250cc軽二輪クラス〉ZX-25R etc.
車検レス軽二輪126~250cc:主流は”安くてお手軽”から”身近な本格派”へ
普通二輪免許(いわゆる中免)で乗れ、車検もないことから、昔から人気の高かった250クラス。なかでもフルカウル系は’20年秋に待望の4気筒マシン「ニンジャZX-25R」が遂にデビュー。超高回転のレッドゾーン1万7000rpmまで一気に吹け上がり、音量は現代的に抑えられるものの、つんざくような高周波のエキゾーストサウンドはキャリアの長いベテランには懐かしく、またクォーターマルチを知らない世代にとっては極めて新鮮。これを弾みに、ライバルメーカーからも4気筒モデルが登場するかも!? と期待が大きく膨らむ。
対する2気筒勢も進化の手を緩めない。「CBR250RR」はマイナーチェンジとはいえ、多岐に渡ってエンジンに手を入れ41psを達成。スズキは伝統の油冷を搭載するジクサーで対抗し、「YZF-R25」や「ニンジャ250」はニューカラーで新鮮さを維持する。
オフロードモデルは「CRF」と「KLX」がとことん走破性を磨き、「Vストローム」や「ヴェルシス」といったアドベンチャー系と二極化が進んでいる。その中でベーシックな「セロー」が姿を消すのは、一抹の寂しさを覚える。
◆’21最新潮流
4気筒のZX-25が販売好調
2気筒勢も装備が本格化
新たな250cc4気筒登場も?
CRF250系が本気刷新でクラスレスな魅力を獲得
車検レス軽二輪・新車ラインナップ
◆カワサキ[ニンジャZX-25R|ニンジャ250|Z250|KLX230|ヴェルシスX250ツアラー]
◆ホンダ[CBR250RR|CB250R|レブル250|CRF250L/ラリー]
◆スズキ[ジクサーSF250|GSX250R|ジクサー250|Vストローム250|ジクサー150]
◆ヤマハ[YZF-R25|MT-25|セロー250ファイナルエディション|トリッカー]
◆スクーター[フォルツァ|PCX160|ADV150|XMAX|NMAX155|トリシティ155|マジェスティS|バーグマン200]
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みんなのコメント
しかもその内の半分が生産終了してるってやる気無いにもほどがあるだろ