売れ筋ウォッチ・クーペ＆オープンはロードスターが500台超えで安定、生産終了の86も300台超

2月のボディタイプ別売れ筋・クーペ/オープンは計1330台が登録され、登録車の合計に対するシェアは0.6％と、前月から0.1ポイントの低下となった。トップ5中の3台が登録を伸ばした一方、2台は減少となり、明暗が分かれる格好となった。

安定の首位を守った「マツダ ロードスター」は565台を登録し、前月から8％の増加となった。登録が大幅減となった前月から盛り返し、2位には200台以上の差をつけるなど、カテゴリーではダントツの強さを発揮している。

2位は前月比1割減の331台を登録した「トヨタ 86」。手頃なFRスポーツとして登場以来人気を博してきた86だが、既に現行型の生産は終了。4月5日には兄弟車「スバル　BRZ」とともにフルモデルチェンジが発表されるとみられ、発売以降は一気に登録を増やしてくることが期待される。

前月からワンランクアップし、3位となったのは「レクサス LC」。142台の登録は前月から1割近い増加で、1000万円台の高級車としては優秀な結果。内訳はハイブリッドの「LC500H」14台に対し、5L NAの「LC500」が128台と、大排気量ガソリンが好まれている。

レクサスLCと入れ替わる形で4位になったのは「トヨタ スープラ」。110台の登録は前月から3割減とやや元気がないものの、今年もスーパー耐久シリーズなどレースシーンでの活躍が期待され、国産スポーツの雄として今後の登録増を待ちたいところだ。

前月から約5％増の87台を登録した「レクサス RC」は5位をキープした。ミドルサイズの国産プレミアムクーペは他に類を見ない存在だが、登録の半数以上がハイブリッドの「RC300H」と、LCとは売れ筋が異なることも興味深い。

Comments

８６って、なんで８６なんだろう？
まったく別物の車なのに。
ZはZへのオマージュが感じられるが、８６は全く。
まあ、GTRもスカイラインGTRと別物だけどね。

レクサスRCもIS並みのイメチェン、アップデートすればもっと売れると思います。