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最新機種の“魅力”を解剖! ナビ力もエンタメ力も随一、孤高のハイエンド機『サイバーナビ』![メインユニット最前線]

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最新機種の“魅力”を解剖! ナビ力もエンタメ力も随一、孤高のハイエンド機『サイバーナビ』![メインユニット最前線]

車内エンタメの中心装備である「メインユニット」。近年は市販品へと交換しづらい車種が増えているが、交換できるのであれば最新機種への換装を検討しよう。当連載ではそれを推奨し、製品の選び方や注目モデルまでを紹介している。

◆1997年に初登場し、以降、斬新な機能を次々に実現して最先端を走り続けている!
現在は、各メーカーごとの最新ラインナップを紹介している。今回は、カロッツェリアのハイエンド「AV一体型ナビ」、『サイバーナビ』にスポットを当てる。

【画像全3枚】

さて、サイバーナビは1997年に誕生した。なお、当時のAV一体型ナビはデータの記憶媒体としてCD-ROMを使っていたが、サイバーナビは市販のカーナビとして世界で初めてDVD-ROMを採用し、約7.5倍のデータ容量と約10倍の伝達速度を実現した。一歩先を行くカーナビとして認知されるようになった。

サイバーナビは、その後も最先端を走り続けている。1999年に通信機能を初めて搭載し、2001年にはHDDを世界で初めて採用。2006年にユーザーの走行データを収集し、ルート探索に役立てる「スマートループ」を実現し、2011年には映像と道案内を重ね合わせる「ARスカウターモード」を搭載するなど、数々の革新的な新機能を搭載し、都度世間を驚かせてきた。

◆ナビ面では自車位置精度がすこぶる正確。そしてAV面でもスペシャリティが高い!
なお、サイバーナビは、ナビ性能でも定評がある。例えば、自車位置の精度が非常に高く、自車位置専用システムが高性能で、常に正確に現在地を捉え、より滑らかに自車位置を追跡し続ける。また、道の傾斜角度も判断できるため、一般道と高速道路が上下に並行している場合でも正しく把握できる。

その上で、エンタメ能力も非常に高い。AV性能で特に注目すべきポイントは、主に4つある。まず1点目は、「オンライン化が可能なこと」だ。サイバーナビでは、ドコモが提供する車載用のネットワークサービス「docomo in Car Connect」が利用でき、ナビが車内のWi-Fiスポットとして機能する。なお、『楽ナビ』でも同サービスを使えるが、使用時間などに制限がある。停車中(エンジンオン)の使用可能時間は2時間だが、サイバーナビでは停車中でも制限なく使用できる。

◆自宅のレコーダーとも繋がれる。そして音質&チューニング能力も高水準!
2つ目のポイントは、「ブラウザが搭載されていること」だ。「ストリーミングビデオ」機能により、サイバーナビ内でYouTubeなどの動画を楽しむことができる。動画の選択もナビのモニター上でスムーズに行える。

3つ目のポイントは、「自宅のブルーレイレコーダーと連携できること」だ。「レコーダーアクセス」機能により、自宅のレコーダーと接続し、録りためてある番組を見ることができる。また、そのレコーダーでCSやBS放送が視聴できる場合は、車内でもリアルタイムで視聴可能だ。

4つ目のポイントは、「音質と音調整能力が高いこと」だ。音響パーツに高品質なものが使われており、素の音も良く、サウンドチューニング機能も充実している。特に注目すべきは、「ネットワークモード」に対応している点で、これを活用すればフロントスピーカーのマルチ駆動と制御が可能になる。ツイーターやミッドウーファーを個別にドライブし、詳細にコントロールできる。結果として、スピーカーの性能を最大限に引き出すことができる。

今回は以上だ。次回は「モニターレスメインユニット」の最新動向を解説する。お楽しみに。

文:レスポンス 太田祥三

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