「欧州テイスト」のEVを追及
新型クロスオーバーEVの「アリア」、さらには「キックスeパワー」を連続発表し、電動化を加速する日産。
【画像】リーフ・ニスモ、日産アリア【最新の日産EV】 全108枚
続いて、日産リーフ・ニスモが走行性能をアップして発売されることが分かった。
日本のEVマーケットをけん引してきたリーフは、初代からの累計国内販売台数が、すでに14万台を突破している。
「リーフ・ニスモ」は、NISMOロードカー・ラインナップの一員として、2018年7月に誕生。ニスモならではの「ピュアスポーツ」のイメージと高い性能を採用しているのが特徴だ。
今回、性能向上を果たした改良型は、走行性能を高めるために、「欧州テイストのクイックなステアリング・レシオ」を与えたと日産は説明している。
これに合わせて、サスペンションのスプリング、ショックアブソーバー、バンパーラバーにもチューニングを実施。
また、ビークル・ダイナミクス・コントロール(VDC)の制御ロジックを精密に見直すことにより、コーナー出口での加速性能を向上させている。
これらのトータル・チューニングにより、「走行の安定性を維持しながらも、スポーツカーを彷彿させる俊敏で意のままのドライビングを実現した」という。
改良型リーフ・ニスモ 内装/価格
内装については、マイナーチェンジされた「日産リーフ」と同様に、今年の1月に9インチ・ナビを新たに標準装備とし、コネクテッド機能も大幅にアップグレードされている。
今回の改良では、ドライバーとクルマが一体となったドライビングを楽しめるよう、高いホールド性能のNISMO専用チューニングRECARO製スポーツシート(ヒーター付き)を、新たにオプションとして設定した。
なお新世代デザインを採用しているこのRECARO仕様については、持込み登録を行うため、オーテックジャパン扱いとなる。
改良型リーフ・ニスモの価格は、429万4400円だ。
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