ビザ・キャッシュアップRB(以下RB)のダニエル・リカルドは、開幕戦バーレーンGPが終われば、チームのパフォーマンスを警戒するライバルたちも「落ち着くだろう」と語った。
バーレーンで行なわれたプレシーズンテストを終え、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは低速コーナーで最強のチームのひとつとしてRBをピックアップ。昨年ランキング7位を争ったライバルのステップアップを警戒するドライバーのひとりとなった。
■ついにF1開幕! RBリカルドが最速。角田裕毅も4番手……ミディアム勢ではアロンソがトップ|バーレーンGP FP1
「RBに関しては、昨年末にすでに見えていたけど、レッドブルとの協力関係がより緊密になり、大きなステップを踏み始めた」
「彼らがやっていることを否定しているわけではない。彼らは素晴らしい仕事をしている」
「でも、昨年の彼らより一歩も二歩も先に進んでいると思う。昨年も終盤に素晴らしいペースを見せた。彼らはそれを続けているし、実際、中盤のトップにかなり近づくと思う」
アルボンのコメントは、プレシーズンテストで得られたロングランのデータから得られる予測を裏付けるものだ。各チームの燃料搭載量が分からない以上、データを慎重に扱う必要はあるものの、RBは2023年の下位3チームとの差を引き離し、中団のトップに近づくと予想されている。
しかし、RBはテストで見せた以上のペースを持っているのかとFP1の走行前に尋ねられたリカルドは、彼とチームメイトの角田裕毅がドライブするいわゆるVCARB 01にまつわるパドックの盛り上がりを否定した。
「時間が解決してくれるだろう。正直、自分はそうなるとは思わない」
「テストの結果、トップとの差はコンマ数秒というところかな。それでも、かなり大きなギャップがあると思う」
「そのギャップの中に収まるチームもあると思う。Q3進出とポイント獲得でここを去ることができれば、とてもハッピーだと思う」
「今ここに立って、間違いなくQ3に進出し、ポイントを獲得すると言えるだろうか? まだちょっとわからない」
リカルドは、RBの実際のパフォーマンスレベルを見れば、レッドブルとの関係緊密化を警戒する人々は「少し落ち着くだろう」と話した。
「(レッドブルとの関係強化により)昨年のアストンマーティンや数年前のピンク・メルセデスのようになると思っている人もいると思う」
「表彰台を争うというサプライズは大歓迎だけど、週末の結果が出ればみんな少し落ち着くだろう」
ただバーレーンGPのFP1では、リカルドがトップタイムをマーク。角田も4番手につけた。数少ないソフトタイヤを使ったマシンだったとはいえ、リカルドのタイムはマクラーレン勢をも凌ぐモノだた。ライバルの懸念は深まったと言えるだろう。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?