それにしても強いトヨタ その理由は?
執筆:Naojiro Onuki(大貫直次郎)
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2023年5月の登録車の車名別ランキングが発表された(自販連調べ)。
前年同月比2.5%増(1万2714台)を達成したトヨタ・ヤリスが、5か月連続での首位を獲得する。
続く第2位には、1月にシリーズパラレルハイブリッド車、3月にプラグインハイブリッド車の販売を開始して、同376.2%増(9233台)を成し遂げ2ランクアップを果たしたトヨタ・プリウスが位置。
第3位には同113.7%増(9109台)を記録したトヨタ・シエンタが前月と同位で、第4位には同6.9%減(8771台)となったトヨタ・カローラが2ランクダウンで入った。
以降はトヨタ・ノア、トヨタ・ヴォクシーと続く。
そして第7位には、4月よりe-POWER車の販売をスタートした日産セレナが、同158.2%増(6655台)を達成してランクインする。
最終的に、トップ10のうちの9台がトヨタ車で、日産車が1台のみという構図に。
生産調整の期間を短くして“受注残の解消”に努めたトヨタの戦略が成果を上げる結果となった。
2023年5月 乗用車ブランド通称名別順位
1位 トヨタ・ヤリス:1万2714台
2位 トヨタ・プリウス:9233台
3位 トヨタ・シエンタ:9109台
4位 トヨタ・カローラ:8771台
5位 トヨタ・ノア:7077台
6位 トヨタ・ヴォクシー:6913台
7位 日産セレナ:6655台
8位 トヨタ・ルーミー:6405台
9位 トヨタ・アクア:6292台
10位 トヨタ・ハリアー:6193台
ZR-Vとスズキの2台、上位進出を狙えるか
トップ10以降では前月と同様、SUVおよびクロスオーバーモデルの好調ぶりが際立った。
300系の受注は停止しているもののプラドの販売が好調なランドクルーザー・ワゴンが、同37.8%増(3885台)を記録して第14位に。
クロスオーバーを設定したトヨタ・クラウンが、同298.1%増の3125台を販売して第16位に。
3月に一部改良を図ったレクサスNX350hが、同281.5%増(2125台)を達成して第19位に。
4月に受注を再開した日産エクストレイルが、同386.6%増の2068台を販売して第21位に入る。
また、4月より販売を始めたホンダの新型SUVのZR-Vが、1567台を記録して第28位にランクインした。
スズキの登録車の健闘ぶりも注目。
5月25日より一部改良モデルの販売を開始したスズキ・ソリオは、同47.5%増(3292台)を達成して第15位に。
生産増強を図ったスズキ・ジムニー・シエラは、同92.4%増(2097台)を記録して第20位に入った。
なお、登録車と軽自動車を合わせた5月の車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックスが9か月連続での首位に立ち、以降はトヨタ・ヤリス、ダイハツ・タント、トヨタ・プリウス、トヨタ・シエンタの順で続く。
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みんなのコメント
こいつも受注3万台だの言ってた奴か?
( ̄▽ ̄)ノ