カーライフは実に奥深く、無限の広がりがある。そんなことを改めて感じたのは、RCカー(ラジコンカー)に約30年ぶりに触れたからだ。タミヤから発売されていた「グラスホッパー」や「ホーネット」、「マイティフロッグ」という名前を聞くと、少年時代を思いだす方も多いのではないだろうか(これらは現在のラインナップでも健在!)。
もちろん当時よりもRCカーの性能は大きく向上していて、オフロードカーからスーパーGTのレーシングカー、ドリフト仕様のGT-Rなど、ラインナップも多彩。コントローラーはホイールトリガータイプが主流となり、シンプルながらも繊細な操作が可能だ。また、豊富なカスタム&ドレスアップパーツで、走りや見た目を変えるのも面白い。
■「RCカーに乗っているようなつもりで」
前置きが長くなったが、今回は9/3(土)に筑波サーキットで開催される『第27回 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース』の前哨戦として、1/10スケールの「RC ロードスター(本体価格1万1800円)」による1時間耐久レースに参加した。
筑波サーキットを模したコースはカーペットが敷き詰められ、その環境に合わせたタイヤやピニオンギアへと全車変更したものの、それ以外の仕様は市販のRCロードスターとまったく同じだ。
練習走行もそこそこに、本番と同じカラーリングを施した7台のRCロードスターがグリッドに並び、いよいよ“1耐”がスタート。チームCV(カービュー)はくじ引きでポールポジションをゲットしていたものの、フライング気味の他チームにあっという間に抜かれる。
そもそも真っ直ぐ走ることもままならないビギナーが大半のチームCVだったが、別媒体で参加していたレーシングドライバー氏の「RCカーに乗っているようなつもりで」というアドバイスによって徐々にではあるが感じを掴んでいく。
とはいえ、壁へのヒットや他車との接触は避けようもなく、「実際に乗っていたら」と思うと恐ろしいクラッシュも……(汗)。RCカーの魅力のひとつは、実車よりも格段に安全かつリーズナブルにバトルを楽しめることだろう。
■最終決戦は「9/3(土)@筑波サーキット」
今回のRCロードスターの最高速は約15km/hとのことだが、これを実車に置き換えると150km/h以上にもなるという。それだけに、コーナリングではタイヤに大きな負荷がかかっていて、ムリな操作をすると、タイヤの限界を超えてあえなく横転してしまう。ここでも、いかに実車に乗っているような感覚をもって操縦できるかがキモとなる。
また、当然ながら目線は操作しているマシンだけではなく、進む先へ先へとおくる。上級者ほど広い視野を持っているのは、実車と同じだ。RCロードスターの走りやレース結果などは、ぜひ動画をチェックしていただきたい。
来る9/3(土)@筑波サーキットには、20台以上のロードスターによる“4耐"が開催される。お時間のある方はぜひ現地で、エンジンサウンドやタイヤが焦げる匂いなど、RCカーには無いモータースポーツの魅力を感じてみてほしい。
■第27回 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース
http://www.media4tai.com/index.html
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