9月25日(土)、スーパーバイク世界選手権(WSBK)のサポートレースとしてスペイン・ヘレスサーキットで開催されていたワールド・スーパースポーツ300(WSSP300)のレースで多重クラッシュが発生。MotoGPライダー、マーベリック・ビニャーレスの従兄弟であるディーン・ベルタ・ビニャーレスが命を落とした。
事故は11周目のターン2で発生した。ベルタ・ビニャーレス含む5人のライダーが事故に巻き込まれる多重クラッシュとなり、即座にレーススチュワードが赤旗を掲示。そのままレースは終了、成立となった。
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それから約2時間後、WSBKは声明を発表し、15歳のベルタ・ビニャーレスが亡くなったことを明らかにした。以下がその声明文。
「そのライダー(ベルタ・ビニャーレス)は頭部と胸部に重傷を負った」
「メディカル車両が現場に到着した後、そのライダーはコース上、救急車の中、そしてサーキットのメディカルセンターにて処置を受けた」
「サーキットの医療スタッフの懸命な努力にも関わらず、メディカルセンターはベルタ・ビニャーレスが残念ながら亡くなったことを発表した」
なお主催者は既に、同日午後に予定されていたWSBKとワールド・スーパースポーツのレースのキャンセルを発表している。
ベルタ・ビニャーレスは今季、マーベリック・ビニャーレスの父であるアンヘルが設立したチーム『ビニャーレス・レーシングチーム』に所属。ヤマハYZF-R3を駆り、最高位4位を記録していたが、15歳という若さでこの世を去ることになった。
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