パンテーラLとは
スーパーカーはどれも高額で取引されているが、主役クラスから離れると安くなり、同じモデルでも素のグレードになるとさらに安く手に入るものがある。
『いま、素のデ・トマソ・パンテーラが狙い目』すべての画像をみる
その代表格といえるのが伊米合作で生まれたデ・トマソ・パンテーラだ。一般的にはスポーツモデルのGTSやホモロゲ・モデルのGT4の人気が高く、お値段もそれなりに評価されている。
こうした状況の中で注目したいのが素のモデルで、パンテーラでいうと豪華仕様のL(Lusso)だ。ギアに在籍していた頃のトム・チャーダの手によるスタイリングは、クリーンなラインと面で構成され、端正な中に迫力を感じさせる’70年代らしいデザインといえる。パンテーラLを例えるなら、カウンタックLP400ペリスコピオと最終モデルとなる5000QVとの違いと同様のクリーンな美しさがある。今の目で見るとオリジナル・デザインの端正さと美しさが魅力的に映ろう。
しかしマーケット的にはワイルドなGTSやGT4がもてはやされ、Lの存在は忘れ去られていた。
レストア後 走行500km 落札額は?
ボナムス・パドーヴァ・オークションに姿を現したブルー・メタリックのパンテーラLは新車でアメリカに輸出され、2008年にイタリアに戻ったもの。2015~16年にフルレストアが行われ、その際にヨーロッパ仕様のバンパーに戻されて本来の姿を取り戻す。あわせてエンジンと足回りのオーバーホールと、エアコン、電装品のリビルトが施され、現在は完璧なコンディションに。レストア後は僅か500kmを走ったに過ぎず、そのほとんどはテスト走行だという。
オークションが始まるとパンテーラLは、やはり人気が今ひとつで9.2万ユーロ(1178万円)で終えてしまった。ちなみに最近の落札例では2018年1月に開かれたRMサザビース・アリゾナでミント・コンディションのパンテーラLが1224万円で終えている。
昨今のコレクターズカーの世界は、ちょっとしたきっかけで急騰することが多い。このパンテーラLのように人気に火が付く前のモデルをチョイスすることが正解だ。レストア内容を見れば実質車両代はゼロといえるプライスで落札されているので、値上がりする前に手に入れる必然性が分かろう。
その見極めは難しいが、オークションの結果を仔細に見てゆくと、まだお値頃なクルマたちがひっそりと隠れているので、こまめにチェックしたい。
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