スタートから波乱の連続となっている100周年記念大会のル・マン24時間レース。気まぐれなレースの悪魔は、ル・マンでの6連覇を狙うTOYOTA GAZOO Racingにも牙をむいた。
レースは雨なども挟みつつ、開始から8時間が経とうとしていた。そんな中でトヨタの7号車はフェラーリの51号車、プジョーの94号車に次ぐ3番手を走行していたが、51号車のアクシデントにより2番手に浮上。しかしその矢先、7号車もアクシデントに見舞われてしまった。
【動画】トヨタ7号車、不運な接触によりリタイア|ル・マン24時間
バックストレート上にある第1シケインでフェラーリ51号車がスピン、ストップしたため、当該区間は“スローゾーン”となっていた。そのバックストレートへと向かう右カーブ『テルトル・ルージュ』の手前で、7号車を駆る小林可夢偉は前方の車両が減速したことに伴いスピードを落としたが、後続の車両に追突されてしまったのだ。
これによりリヤタイヤがパンクした他、ドライブシャフトにもダメージが及んでいたという7号車。ストップした小林はなんとか再始動し、バックストレートをスロー走行したが、ピットに戻る力はなく、再び停まって小林がマシンを降りた。
まさかの形で100周年のル・マンを終えることとなった7号車。アクシデント時のドライバーでありチーム代表でもある小林が、チームのSNSで事故に関する声明を発表し、当時の状況を次のように説明した。
「僕はスローゾーンに向けた準備をする“ネクスト・スローゾーン”というエリアにいました。そしたら自分の目の前にいるドライバーがなぜかブレーキを踏んだんです。もし彼をそこで追い抜いていたら、ペナルティを受けていたでしょう。だから僕は減速したのですが、後ろのマシンに追突されてしまいました」
「リヤタイヤは両方ともパンクしてしまい、リヤのドライブシャフトも壊れてしまったので、(ピットに)自走で戻ることができませんでした。悔しいです」
「僕たちはまだもう1台のマシンが戦っているので、彼らをサポートしていきます。僕はドライバーであると同時に、チーム代表でもありますから。全力を尽くします」
「これがル・マン24時間の厳しさですね」
なお、レース開始から15時間が経過した段階で、トヨタ8号車がトップを走行。フェラーリ51号車やキャデラック2号車らと総合優勝を争い、フィニッシュに向けひた走っている。
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みんなのコメント
レース土壇場でフランス車、結託したドイツ車を優遇し、それ以外のイタリア車、アメリカ車、日本車に
重責を課す
優遇された車は序盤からクラッシュ、ペナルティーで鳴かず飛ばず、元々遅いフランス車はやはり遅く
大いに笑わせてくれた
今現在重責を課された車が上位を独占している
特にキャデラックが残っているのが印象深い
こんなにドラマチックな戦いは無いね
ACOはいい仕事をしたと思う、ありがとう