現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【1歩進んだ車中泊】ハイエース・キャンパー、“降ろせるサブバッテリー”で進化

ここから本文です

【1歩進んだ車中泊】ハイエース・キャンパー、“降ろせるサブバッテリー”で進化

掲載 更新 1
【1歩進んだ車中泊】ハイエース・キャンパー、“降ろせるサブバッテリー”で進化

「ドコデモライフ・ゴート」とは

執筆/撮影:Hidenori Takakuwa(高桑秀典)

【画像】収納にこだわるキャンピングカー 4選【ゴート詳細も】 全123枚

ドコデモライフ社は、モノづくりを通じて新しい生活スタイルを創造するライフデザイン・ファクトリー。

キャンピングカーとバンのイイ部分を融合させ、ユーザーのアイデアや行動力次第で楽しみ方が無限に広がるモデルをリリースしている。

スーパーマルチ・キャンピングバンの「goto(ゴート)」は、バンならではのスペースを最大限に使った積載性に強みがあり、大きなラゲッジにたくさんの荷物を載せて海に山に出かけられる1台。

注目したいのは、あえてシンクを持たない設計(1ナンバー普通貨物車登録)とし、収納力を高め、ロングスライドの収納庫/引出しワゴンなどを装備したこと。

アウトドアギアやシーズンスポーツ用のイクイップメントを多数格納できるようにしているのだが、今回取材した「ゴート」はここに新たな機能が加わっている。

写真は「ゴート」に最新のコンセプトを採り入れたデモカーで、“降ろせるサブバッテリー”としてポータブル・リチウムイオンバッテリー「GOAL ZERO社イェティ3000X」を装備したニューバージョンだった。

「イェティ3000X」を積んだ最大の目的は、車載エアコンを稼働できることだ。

バッテリーも冷蔵庫も、持ち出せる

ドコデモライフでは、さまざまなポータブルバッテリーを検証してきが、静音性・信頼性に優れていて、2000WのACインバータを内蔵していることから、イェティ3000Xを選択。

エアコンの稼働時間は現在検証中だが、夜に「暑いなぁ」と感じる時のテストで5時間をゆうに超え、真夏の炎天下では設定温度を最低値にしても3時間使えるといった目処が立っている。

充電については、ソーラーパネルに加えて、走行充電、外部充電にも対応するから使い切ってもリチャージがしやすい。

夏場のデイ・キャンプでクーラーを長時間使用できるし、真夏でもペットと一緒にお出かけすることができる。

万が一の災害時に、ペットと共に「ゴート」で避難生活を送れるようにしたいと考えるユーザーから問い合わせがあるという。

ちなみに、“降ろせるサブバッテリー”と記したが、それはスライドアウトでポータブル・リチウムイオンバッテリーを引き出せるようにしているから。

最新コンセプトの「ゴート」では、丈夫なスライドレールが用意され、バッテリーを載せるトレーも特注の鉄板で造られている。

さらに、冷蔵庫も車外に持ち出せるポータブルタイプを採用しており、バッテリーと冷蔵庫の両方が持ち運べるので、キャンプやアウトドアの活動で電気の使い道が広がる。停電時に自宅に移設できるというのも心強い。

最新デモカーの価格 今後発表へ

ドコデモライフのスタッフにセカンドシートのアレンジをお願いし、評判のギミック満載な収納庫のみならず、車両の隅々を撮影させてもらった。

セカンドシートは、前向き状態、ダイネットモード、メインベッドへの展開がスムーズに行え、「ゴート」の使い勝手のよさを確認することができた。

メインベッドは、長さ2100(ヘッドレスト含む)×幅1500~1200mmと広々。大人2人が横になれる。

それとは別にリアベッドも存在する。車体後部の左側面に束ねていたマットを1枚ずつ並べるだけで完成し、長さ1700(OPのアウトサイドボックス付きは1800mm)×幅1300mmというサイズになる。

軽いマットは取回しがよく、誰でも簡単にベッドを準備することができそうだ。

「ゴート」のベース車はトヨタ・ハイエース・スーパーロングのDXもしくは特装車で、乗車定員は、DXディーゼル車および特装車が5名、DXガソリン車が6名だ。

就寝定員は、大人2名+子ども3名となる。

「イェティ3000X」を採用したデモカーは、コンセプト展示だったため、価格は今後明らかになる。なお、リチウムイオンではないサブバッテリーを積んだ従来仕様の「ゴート」も継続販売しており、そちらの価格は504万9000円~609万1800円となる。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
motorsport.com 日本版
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
レスポンス
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
motorsport.com 日本版
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
くるくら
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
くるまのニュース
これはクセスゴ!!  オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
これはクセスゴ!! オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
バイクのニュース
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
レスポンス
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
カー・アンド・ドライバー
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
日刊自動車新聞
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
AutoBild Japan
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
VAGUE
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
Webモーターマガジン
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
WEB CARTOP
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
レスポンス
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
くるまのニュース
スクーターのようでスクーターではない!? シリーズ最大排気量イタルジェット「ドラッグスター700ツイン・リミテッドエディション」発表
スクーターのようでスクーターではない!? シリーズ最大排気量イタルジェット「ドラッグスター700ツイン・リミテッドエディション」発表
バイクのニュース
ホンダ 全固体リチウムイオン電池のパイロット生産ラインを公開
ホンダ 全固体リチウムイオン電池のパイロット生産ラインを公開
Auto Prove
MINI コンバーチブル【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
MINI コンバーチブル【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン

みんなのコメント

1件
  • いいところをついてる。
    キャンピングカーよりアウトドアに適している。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

294.7405.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

66.01014.0万円

中古車を検索
ハイエースワゴンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

294.7405.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

66.01014.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村