現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > オラオラ顔ならぬ「オラオラ尻」が急増! 近寄り難いオーラを放つ強烈バックシャン車

ここから本文です

オラオラ顔ならぬ「オラオラ尻」が急増! 近寄り難いオーラを放つ強烈バックシャン車

掲載 更新 103
オラオラ顔ならぬ「オラオラ尻」が急増! 近寄り難いオーラを放つ強烈バックシャン車

あおり運転厳禁なパンチ力を持つ5台

 近ごろのクルマはいわゆる「怒り顔」が多い。細く吊り上がったヘッドライトに、大きく押し出し感のあるフロントグリル。空力性能を高めるためかバンパーも立体的で、とにかくイカツいのだ。ミニバンやSUV、軽自動車にまでこの流れが来ているのは周知の通り。だが、リアビューはどうだろうか?

ダサいはずなのになぜ? マイルドヤンキー御用達「オラオラ顔」なクルマが支持を得ている理由

 例えば「オラオラ顔」の代表格、トヨタのアルファードとヴェルファイアは、意外にもリアまわりはスッキリしている。地味とはいわないまでも、派手なフェイスに比べるといささか寂しい。ノアやヴォクシー、セレナ、デリカD:5などのミニバンも同様で、軽自動車もリアビューは軒並みシンプル。顔が怖くて思わず道を譲ったけど、後ろ姿は…アレ? なんか普通だね、という感じだ。 そんな中、オラオラ顔ならぬ「オラオラ尻」できっちり勝負してるクルマたちがいる。何台かピックアップして紹介していこう。

トヨタ・プリウス

 まずは身近なところでプリウス(50系)。先代の30系まではコレといって見どころのないリアビューだったが、現行モデルになってガラリと変貌。まず、テールランプがブーメランのように尖った形状になったのがポイントで、前期は下方向に、後期は横方向にシュッと伸びており、非点灯時でも突き刺さって来そうなインパクトがある。 さらにリアバンパーのボトムには台形の黒いガーニッシュを装着。視覚的なヒップアップ効果が生まれ、30系までのボッテリした安産型からスラリとしたモデル体型のバックシャンへとイメチェン。なんとなく速そうにも見えるので、4本出しのマフラーでも合わせれば、よりオラついた雰囲気になりそうだ。

トヨタ・クラウン

 このフロントマスクにもすっかり見慣れてきた感のある現行クラウン(220系)。スポーティな”RS系”グレードのリアバンパーはとにかくアグレッシブだ。下まわりの黒いガーニッシュは両端を立ち上げたM字型で、外側いっぱいにリフレクターを斜めに配置。その下に4本出しマフラーがセットされる。

 また、中央にはリアフォグ(純正OP)を装着できるなど、まさに社外エアロパーツ並みの内容。若返ったクラウンだけに、アフターパーツの開発者は泣きたくなるだろう。 さらにテールランプもヘッドライトと呼応するような細目&吊り目で、リアビューはフロントに負けじと怒り顔。真っ赤な目にワイドな口、牙のようなリフレクター。むしろリアの方がイカついのかも知れない。

レクサスLX

 現行ランドクルーザー(200系)がベースの「LX570」。レクサスでおなじみのスピンドルマスクになっているのがランクルとの大きな違いだが、リアもけっこう異なる。テールランプがシャープなカタチになり、上部にL字のメッキガーニッシュを装着して高級感をアップ。バンパー自体も裾を広げて中央には頑丈なアゴのようなプロテクターを加えたほか、リアウイングも標準装備される。

 結果、あまりパッとしないランクルに比べ、威圧感たっぷりのリアビューになった。 とはいえデザイン的にはいい意味で派手さはない。もともと大柄でゴツいクルマだけに、ちょっとしたパーツが追加されるだけで迫力が倍増しているという印象。ガタイがいい人のサングラス姿が強そうに見えるのと同じ現象かもしれない。

日産GT-R

 リアがイカツいといえば日産の「GT-R(R35)」も外せない。2008年の登場時から基本デザインは大きく変わっていないが、中期→後期(現行)と少しずつ進化し、よりシャープなものに複雑化している。

 特に下まわりはVモーショングリルを上下反転させたようなディフューザーと、大口径マフラーが目を引く。よく見るとテールエンドはハニカムメッシュのカバーから突き出る構造になっていたりと芸も細かい。

 今どきは「無音」のクルマが多い中、エキゾーストノートもかなりパンチが効いている。きっと知らない人からすればGT-Rは完全に改造車。だが、それがいい。

ホンダ・シビックタイプR

 ここまで来るとカスタムカーでも太刀打ちできないレベル。90年代を彷彿させる巨大なリアウイングに、高圧ガスを噴出するスラスターのような左右開口部、センターにまとめられた不思議な異口径トリプルマフラーなど。代を重ねるごとに独自の進化を遂げ、振り返れば遠くまで来てしまった「シビック・タイプR」だ。よく「ガンダムみたい」と評されているのも頷ける。 現在でも時折ニュースになるあおり運転だが、このタイプRに挑む人はまずいないはず。そういう意味では最強の「オラオラ尻」なのかも知れない。あなたにとって最強の”オラ尻”はなんでしょう。

こんな記事も読まれています

え、また廃止なの!? [新型ソリオ]ストロングハイブリッド終売宣言は大正解!?!?
え、また廃止なの!? [新型ソリオ]ストロングハイブリッド終売宣言は大正解!?!?
ベストカーWeb
まるで[ラリー車]! 三菱 [アウトランダーPHEV]が最高のクルマに進化した件
まるで[ラリー車]! 三菱 [アウトランダーPHEV]が最高のクルマに進化した件
ベストカーWeb
オールトヨタ製になるぞ!!!!!! 新型[スープラ]は新開発の2L直4ターボ+ハイブリッドが濃厚か!?
オールトヨタ製になるぞ!!!!!! 新型[スープラ]は新開発の2L直4ターボ+ハイブリッドが濃厚か!?
ベストカーWeb
全幅1.97mはデカすぎた!? 中身はよかったけど新規市場開拓ならず? 生産終了した[グランエース]に販売現場が思うこと
全幅1.97mはデカすぎた!? 中身はよかったけど新規市場開拓ならず? 生産終了した[グランエース]に販売現場が思うこと
ベストカーWeb
冷静貫徹のサービスパーク/贅沢すぎるデモラン/多くの著名人も来場【ラリージャパン写真日記最終回】
冷静貫徹のサービスパーク/贅沢すぎるデモラン/多くの著名人も来場【ラリージャパン写真日記最終回】
AUTOSPORT web
[発炎筒と発煙筒の違い]知ってた!? 車載するのはどっち!? 意外と知られていない発炎筒の基礎知識
[発炎筒と発煙筒の違い]知ってた!? 車載するのはどっち!? 意外と知られていない発炎筒の基礎知識
ベストカーWeb
96年前のル・マンで優勝したベントレーが東京を走った!「コッパ・ディ東京」に降臨した「オールド・マザー・ガン」とは?
96年前のル・マンで優勝したベントレーが東京を走った!「コッパ・ディ東京」に降臨した「オールド・マザー・ガン」とは?
Auto Messe Web
一番後ろまで段差ゼロ! いすゞの新型路線バス ついに量産開始へ 「市場が待ち望んでいた」モデル
一番後ろまで段差ゼロ! いすゞの新型路線バス ついに量産開始へ 「市場が待ち望んでいた」モデル
乗りものニュース
こちらも“5気筒500PS”級の新型SUVがテスト。週末は連覇王者がポール獲得で僚友が連勝/TC2000第11戦
こちらも“5気筒500PS”級の新型SUVがテスト。週末は連覇王者がポール獲得で僚友が連勝/TC2000第11戦
AUTOSPORT web
新型「GRヤリス」がマフラー交換だけでパワーアップ! 「スーパーターボマフラー/スーパーターボマフラー アーバンマットエディション」がHKSから同時発売
新型「GRヤリス」がマフラー交換だけでパワーアップ! 「スーパーターボマフラー/スーパーターボマフラー アーバンマットエディション」がHKSから同時発売
くるまのニュース
メルセデスAMG、4シーターカブリオレ『CLE』にワイドな専用エクステリアの“53 4MATIC+”を導入
メルセデスAMG、4シーターカブリオレ『CLE』にワイドな専用エクステリアの“53 4MATIC+”を導入
AUTOSPORT web
ニュル「7分37秒」切り アウディRS Q8 パフォーマンスへ試乗 RSシリーズ最強の640ps!
ニュル「7分37秒」切り アウディRS Q8 パフォーマンスへ試乗 RSシリーズ最強の640ps!
AUTOCAR JAPAN
ランボルギーニ「ウラカンGT3 EVO2」を応援する「JLOC AMBASSADOR」を紹介…コスチュームはひと目で分かる大胆トリコローレカラー!
ランボルギーニ「ウラカンGT3 EVO2」を応援する「JLOC AMBASSADOR」を紹介…コスチュームはひと目で分かる大胆トリコローレカラー!
Auto Messe Web
フェルスタッペン「ラスベガスは今季を象徴するような週末」これまでとは異なる価値を実感/チャンピオン会見 (1)
フェルスタッペン「ラスベガスは今季を象徴するような週末」これまでとは異なる価値を実感/チャンピオン会見 (1)
AUTOSPORT web
「厳しいシーズンを団結して戦ったことは誇り」フェルスタッペンも予想外の苦戦。転機はモンツァ/チャンピオン会見 (2)
「厳しいシーズンを団結して戦ったことは誇り」フェルスタッペンも予想外の苦戦。転機はモンツァ/チャンピオン会見 (2)
AUTOSPORT web
「イライラが和らぐ」とドライバーも支持。IMSA、GTDプロ/GTDをめぐるルール変更を発表
「イライラが和らぐ」とドライバーも支持。IMSA、GTDプロ/GTDをめぐるルール変更を発表
AUTOSPORT web
トヨタ版「CX-80」は“4人乗り”仕様! 衝撃的な「カクカクボディ」採用した“個性派デザイン”が凄い! マツダ「3列シートSUV」とは異なる“めちゃ未来”なモデルとは!
トヨタ版「CX-80」は“4人乗り”仕様! 衝撃的な「カクカクボディ」採用した“個性派デザイン”が凄い! マツダ「3列シートSUV」とは異なる“めちゃ未来”なモデルとは!
くるまのニュース
【F1第22戦無線レビュー(2)】「目的を見失うなよ」「自分のレースをしている」戴冠を見据え冷静に走り続けたフェルスタッペン
【F1第22戦無線レビュー(2)】「目的を見失うなよ」「自分のレースをしている」戴冠を見据え冷静に走り続けたフェルスタッペン
AUTOSPORT web

みんなのコメント

103件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0789.0万円

中古車を検索
プリウスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0789.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村