スポーツとコンフォートを融合
―― DU 2020-09-24 SUPERSPORT S BIANCA
ドゥカティジャパンは、これまで「スーパースポーツ」として販売してきたツーリングスポーツモデルをアップデートし、さらに「スーパースポーツ950」と車名を変更して5月29日(土)より販売を開始する。同車には2グレードが揃っており、車両価格はスタンダード(受注生産)が170万5000円、Sバージョンが189万9000円~192万9000円となっている。
ユーロ5に適合した水冷Lツインと、最新へとアップデートした電子制御システム
スーパースポーツ950は、鋼管トレリスフレームに水冷Lツインエンジンを搭載したモデルで、サーキットからツーリングまで日常的なシチュエーションでスポーツライディングを楽しめることを主眼としている。ミドルクラスのフルカウルロードスポーツが少ない現代において、貴重な存在感を持つバイクでもある。
このたびのアップデートでは、水冷Lツインエンジン『テスタストレッタ11°』の排気量、最高出力と最大トルクをそのままでユーロ5に適合させつつ、電子制御システムや装備類、外装パーツを正常進化させたものとなっている。
まず目につくのは、イメージを一新したエクステリアだ。ヘッドライトからサイド、アンダーにかけてのフェアリングデザインが変更され、パニガーレシリーズの意匠を継承したものとなった。これによりエアフローが高効率化し、エンジンの冷却効果を高めている。また、フルLEDヘッドライトも新たなデザインとなっている。シートはフォームの肉厚を増して快適性を高め、バックミラーの形状も新しくなった。
電子制御システムでは、ボッシュ製6軸IMUを採用し、コーナリングABSやトラクションコントロール(DTC EVO)などをより高精度に制御するようになっている。また、加速時に前輪の浮き上がりを防ぐドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC EVO)を新たに採用し、安全性を高めている。これらは3種のライディングモードに応じて適切な設定へと自動変更される。なお、DTC EVOは8段階、DWC EVOは4段階、コーナリングABSは3段階の幅を持っている。また、オートシフター(DQS)も装備する。
ライディングモードは、スポーツ、ツーリング、アーバンの3種が設定される。最高出力はスポーツとツーリングではフルパワーの110psだが、アーバンでは75psに制限される設定だ。
水冷L型2気筒エンジンは、3500rpmで最大トルクの80%を発生するため低回転域でも扱いやすく、5000~9000rpmで最大トルクの90%を生み出す。トランスミッションの設計を見直し、より正確なギアの噛合を実現したことでニュートラルに入りやすく、シフトチェンジの操作性が向上している。
装備群では、LCD液晶だったメーターが4.3インチフルカラー液晶へと進化。パニガーレV4譲りの視認性と操作性を持ち、必要な情報へのすばやいアクセスを可能とした。クラッチは従来のワイヤー式から油圧式に変更し、操作系にはラジアルポンプマスターシリンダーを採用。クラッチ操作の負担を軽減するとともに、さまざまなライディングスタイルに適合する。形状を刷新したスクリーンは50mmの範囲で2段階に高さ変更が可能だ。
スタンダードとSバージョンのちがいは、前後サスペンションの仕様に加え、パッセンジャーシートカバーとホイールにあしらわれるレッドタグの3点だ。サスペンションは、スタンダードがフロントにマルゾッキ製43mm径倒立フォーク、リヤにザックス製モノショックを装備することに対し、Sバージョンは前後ともにオーリンズ製となり、フロントは48mm径倒立フォーク(TiNコート)となる。いずれの仕様でも前18:20 2021/05/28後サスはフルアジャスタブルだ。
なお、日本国内で販売されるメインはSバージョンで、スタンダードモデルは受注生産となっている。オプションとして、ハイスクリーン、グリップヒーター、パニアケースがセットになったツーリングパッケージが用意され、ロングツーリングを快適に楽しめるスポーツツアラーに仕立てることもできる。
DUCATI SUPERSPORT 950/S[2021 model]
【DUCATI SUPERSPORT 950/S[2021 model]】主要諸元■全長― 全幅― 全高― 軸距1478 シート高810(各mm) 車重210kg(装備)■水冷4ストロークL型2気筒DOHC4バルブ 937cc 110ps/9000rpm 9.5kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量16L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:189万9000円=赤、192万9000円=白【170万円5000円】 ●色:赤、白【白】 ●発売日:2021年5月29日 ※【 】内はスタンダード
―― DUCATI SUPERSPORT 950 S[2021 model]
―― DUCATI SUPERSPORT 950 S[2021 model]
―― DUCATI SUPERSPORT 950 S[2021 model]
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
「前を走るパトカー」“追い越し”て大丈夫? 抜かす派VS抜かない派で賛否両論!? 「やっちゃダメ」な要注意項目とは
トヨタ「和製スーパーカー」がスゴイ! 約500馬力「直6」風エンジン搭載&“スケスケ”な超ロングノーズ仕様! ワイドでカッコイイ「FT-1」とは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
こういう様にデザインが洗練されていくならDRLは大歓迎。