9月2日、トヨタのヨーロッパ法人は、コンパクトSUVの「ヤリス・クロス」を発表した。注目したいのは日本市場にはない「アドベンチャー」グレードだ!
価格は約400万円!
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ヤリス・クロスは2020年に登場したBセグメントに属するコンパクトSUVだ。ハッチバックの「ヤリス」をもとに、最低地上高を140mmから170mmに引き上げ、専用の内外装デザインを持つ。
このほど正式に発表されたヨーロッパ仕様には、「アドベンチャー」という日本市場には設定のない機種がある。専用デザインの18インチ・アルミホイールはブラックで、ダークグレーのルーフレールや前後スキッドプレートも特別装備だ。ボディカラーは2トーンも選べる。
インテリアはブラックで、シート表皮はファブリックとレザーのコンビ。インパネ上部の9インチ・ディスプレイ・オーディオや自動防眩ルームミラー、フロントシートのヒーター機構、ドライバーズシートの電動ランバー調整機構、電動開閉式テールゲートなどの快適装備は標準になる。オプションでJBLプレミアム・オーディオ・システムやパノラマルーフも用意している。
搭載するパワーユニットは、日本仕様とおなじハイブリッド・システムで1.5リッター直列3気筒ガソリンにモーターを組み合わせる。
ヤリス・クロス・アドベンチャーの価格は、3万750ユーロ(ドイツ市場:約400万円)。
文・稲垣邦康(GQ)
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