セドナ・タイプIVとは
text&photo:Hidenori Takakuwa (高桑秀典)、AUTOCAR編集部
【画像】ワイド/ナロー ハイエース・キャンパーの差【写真で比べる】 全189枚
新しい生活様式が求められる中で、物財の多さ=幸福度という考え方ではなく、本質的な満足度を求めるバンライフが、いまや時代に沿ったムーブメントとなっている。
セドナ・バンライフ・プロジェクトが提案する、バンと共に過ごすシンプルなライフスタイルもその1つ。
千葉県・幕張メッセで開催されたジャパンキャンピングカーショー2021に、同社のモデルが2台展示された。
1つは、ハイエース(ナローボディ)をベースにした「セドナ・タイプIII」。車内と屋外の融合をコンセプトに、外に向かって引き出せるテーブルなどを装備したモデル。
もう1台は、ここで紹介する「セドナ・タイプIV」。
タイプIIIの考え方を、大きなサイズのハイエース・ワイドボディに詰め込み、ゆとりある空間で車中泊を満喫できるモデルとなっている。
車内を3つのエリアに
そのエクステリアは、商用バンの無骨さはそのままに、艶消しブラックのWライン・デカール(オプション)でシンプルにまとめたのが特徴。
ワイドボディ・ハイルーフのハイエース・スーパーロングDXバン(4ドア)がベースなので、室内に入るとたしかにタイプIIIよりも広い。登録は8ナンバーとなる。
リアの常設ベッドは、幅1700mm×長さ1900mmというサイズで、ダブルベッドにも匹敵する広さを誇る。
セカンドシートは、後ろ向き座席にアレンジ可能なREVOシートを採用。リア常設ベッドとの間にテーブルを持ってくることで、ダイネット・モードに。
ハイルーフのため、リア常設ベッドの下段には、ラゲッジスペースを確保。それとは別にダイネットの空間も存在するので、車内は3つのエリアに区切られている。
ベッドを使うために、わざわざ家具・シートをアレンジする必要がなく、クルマを停めればいつでも寝転べるわけだ。
うづくり加工の味わい
数あるハイエース・キャンパーのなかでも注目したいのは、天井一面を覆うレッドシダー。無垢材の木目の固い部分を残し、柔らかい所をブラシで削って木目の凹凸を強調する“うづくり加工”のオリジナル品だ。
ヴィンテージ調の赤茶の天井が、車内を落ち着きと深みのあるスペースにしている。
そんな雰囲気たっぷりのレッドシダーに、ブラックのアイアンフレームをアクセントとして組み合わせることで、内装のデザインを完成させている。
夫婦2人で広々と、子どもも連れてワイワイと。「タイプIV」なら、どんな遊び方もくつろぎ方も叶えてくれるだろう。
「セドナ・タイプIV」の税込み価格は、463万7600円(2700ccガソリン/2WD/6AT)~となっている。
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みんなのコメント
サブバッテリー組んで100Vが出力出来るインバーターをプラスぐらいで充分じゃないのか?車内調理は車が汚れたり臭いが付いたりオススメしないな。
お湯を沸かすぐらいで充分だ。勿論お金があるならばいいけど今時そんなにみんな金ないだろ。