現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「安い!」「速い!」「楽しい!」 中古車高騰地獄のいまでもある「100万円前後」で買えるスポーツモデル4選

ここから本文です

「安い!」「速い!」「楽しい!」 中古車高騰地獄のいまでもある「100万円前後」で買えるスポーツモデル4選

掲載 27
「安い!」「速い!」「楽しい!」 中古車高騰地獄のいまでもある「100万円前後」で買えるスポーツモデル4選

 この記事をまとめると

■比較的高年式でありながらリーズナブルに狙える中古スポーツモデルを紹介

20年前のクルマなのに新車時の2倍も! 限定車でもないのに価格高騰の国産中古車4選

■実用性に優れる2リッター以下のコンパクトカーにMT設定モデルがある

■ランサーエボリューションXのSSTモデルも狙い目だ

 安く買えて楽しい高年式スポーツモデルを紹介

 スポーツカーが200万円台で買えたのは昔の話。現在だとGR86で約300万円。GRヤリスで約400万円。RZ34では約500万円と結構なお値段になってしまっている。しかし、諦めることはない。中古車には、走って楽しく、いじって遊べるモデルがまだまだ多数ある。そのなかでも、今回は比較的バリュー感のあるモデルを紹介しよう。

 1)ホンダ歴代フィット

 フィットは初代から荷物が載せられてよく走るコンパクトカーながら、その切れ味鋭いハンドリングには定評あり。マニュアルモデルの設定もされており、RSグレードは人気が高い。先代のGKフィットは見た目はずんぐりとしたコンパクトカーながら、ステアリングを切って曲がっていくフィーリングは鋭く、スポーツカーそのもの。

 それでいて価格はMT車でも100万円以下で多数あるのでかなりお買い得感があるのだ。荷物もかなり積めるので使い勝手の良さもあり、これ1台で通勤からスポーツ走行まで可能だ。

 2)日産マーチNISMO&ノートNISMO

 NISMOの名がついたスポーツグレードがマーチNISMOとノートNISMO。マーチは1500ccエンジン、ノートは1600ccエンジンで、どちらもATと5速MTがラインアップされていた。

 専用エンジンはめちゃくちゃ速いわけではないが、気持ちよく高回転まで伸びる。シャシーはGT-Rで知られる田村宏志氏が指揮を取り、「補強を入れまくった」ということでベースモデルよりも明らかに剛性がよくなり、スポーティなシャシーへと進化している。

 純正らしい静粛性や乗り心地の良さは保ちつつ、スポーティさをグレードアップしているので、街乗りから高速道路までどこでも楽しめる。アフターパーツもそこそこあり、サーキットで楽しむ人も多い。

 ここ10~15年前に販売されていたスポーツモデルが穴場!

 3)スズキ・スイフトスポーツ(31/32型)

 現行型はターボエンジンで圧倒的な速さを誇るスイフトスポーツだが、先代までのNAエンジンを搭載したスイフトスポーツも侮れない。スズキ的には初代スイフトスポーツであるZC31Sは、1600ccのNA直列4気筒エンジンを搭載。ZC32Sも同じエンジンのブラッシュアップ版。ミッションが異なり、31Sは5速MT、32Sは6速MTとなる。

 エンジン的には1500ccのフィットにも及ばない出力だが、31Sも32Sも欧州市場をターゲットに開発されたボディを持っているおかげで高い剛性があり、ハンドリングが素晴らしい。とくに32Sの強固なボディは歴代最強と言われており、フロアまわりのドシッとした剛性感は普段のちょっとした走りでも気持ちよさ、安心感を得られる。

 状態にもよるが、車体はどちらも100万円以下から狙えるのもうれしい。タフさに定評がある車種でもあり、トラブルが少ないので過走行車でもしっかりメンテナンスしてあれば問題は少ない。

 4)三菱ランサーエボリューションX

 スポーツカーといえばランエボXもじつはオススメ。ただし、SSTモデルに限る。現時点での最後のランエボではX(テン)で、同モデルはツインクラッチ式ミッションであるSSTが売りで、その素早いシフトチェンジは素晴らしく乗りやすい。同世代のR35GT-Rの当時モデルよりも遥かにスムースだ。2ペダルでのスポーツドライブ時代の到来を庶民にも教えてくれたマシンであった。

 当時はSSTが人気で5速MTはイマイチだったハズだが、世界的なマニュアル車の減少を受けて5速MTモデルが高騰。新車価格に匹敵するような値段になってきているのも珍しくない。

 だが、逆にSSTモデルは価格が下がってきていて、100万円台半ばから入手可能。ミッション自体も決して弱くはない。固有トラブルもあるが、対策もわかっているのでそれほど心配はないし、普通に乗っている分にボンボン壊れるほどヤワではない。いま、あえてSSTに乗る選択肢が出てきたのだ。

こんな記事も読まれています

新型[NSX]は1000馬力オーバーか!? ホンダが全固体電池搭載のハイパーBEVを投入する可能性大 
新型[NSX]は1000馬力オーバーか!? ホンダが全固体電池搭載のハイパーBEVを投入する可能性大 
ベストカーWeb
大ヒット予想!! マツダ[新型CX-5]が超絶進化! ハイブリッドモデル登場でしかも安いなら期待大!!
大ヒット予想!! マツダ[新型CX-5]が超絶進化! ハイブリッドモデル登場でしかも安いなら期待大!!
ベストカーWeb
3万7000台も売れたロールス・ロイス! 10年の予定が30年以上も貢献した「シルバーシャドウ」とは一体どんなクルマだった?
3万7000台も売れたロールス・ロイス! 10年の予定が30年以上も貢献した「シルバーシャドウ」とは一体どんなクルマだった?
Auto Messe Web
トヨタのラリー育成は4名全員がプログラム継続。3期生の松下、後藤はラリー3にステップアップ
トヨタのラリー育成は4名全員がプログラム継続。3期生の松下、後藤はラリー3にステップアップ
AUTOSPORT web
新生EVツーリングカーの2年目に向け、2025年STCCカレンダー発表。ヨーテボリ市街地を含む全5戦に
新生EVツーリングカーの2年目に向け、2025年STCCカレンダー発表。ヨーテボリ市街地を含む全5戦に
AUTOSPORT web
なぜ「モータースポーツ新会社」設立? GRとは違う「TGR-D」誕生!? トヨタ会長が語る会社分割の狙いとは
なぜ「モータースポーツ新会社」設立? GRとは違う「TGR-D」誕生!? トヨタ会長が語る会社分割の狙いとは
くるまのニュース
エリーゼを「徹底」レストモッド! アナログ・オートモーティブ・スーパースポーツへ試乗 ローバーKは維持
エリーゼを「徹底」レストモッド! アナログ・オートモーティブ・スーパースポーツへ試乗 ローバーKは維持
AUTOCAR JAPAN
ベントレーがストリート感漂う「PICANTE」とコラボしカプセルコレクションを発売! テーマは「旅」…懐メロも入ったプレイリストも公開中
ベントレーがストリート感漂う「PICANTE」とコラボしカプセルコレクションを発売! テーマは「旅」…懐メロも入ったプレイリストも公開中
Auto Messe Web
2025年のMotoE暫定カレンダーが発表。ハンガリー大会が新たに追加も年間7大会14レースに減少
2025年のMotoE暫定カレンダーが発表。ハンガリー大会が新たに追加も年間7大会14レースに減少
AUTOSPORT web
「早く月曜日になってくれ」勝田貴元が明かすシート喪失の重圧と、来季決定の瞬間/ラリージャパン
「早く月曜日になってくれ」勝田貴元が明かすシート喪失の重圧と、来季決定の瞬間/ラリージャパン
AUTOSPORT web
2025年ジャパンカップのエントリー受付がスタート。3月にはプレシーズンテストも開催へ
2025年ジャパンカップのエントリー受付がスタート。3月にはプレシーズンテストも開催へ
AUTOSPORT web
“エンジンルーム”に「謎のスピーカー」搭載!? なんのため? 新型「Gクラス」に備わるユニークな機能とは
“エンジンルーム”に「謎のスピーカー」搭載!? なんのため? 新型「Gクラス」に備わるユニークな機能とは
くるまのニュース
“オーバーフェンダー”が高性能車の証! メルセデスAMGのド迫力クーペ「CLE53」はサーキットも視野に入れた「生まれながらの武闘派」
“オーバーフェンダー”が高性能車の証! メルセデスAMGのド迫力クーペ「CLE53」はサーキットも視野に入れた「生まれながらの武闘派」
VAGUE
次期型BMW iX3 「ノイエ・クラッセ」初のモデル、試験生産開始 2025年投入
次期型BMW iX3 「ノイエ・クラッセ」初のモデル、試験生産開始 2025年投入
AUTOCAR JAPAN
ブガッティが家具ショップをオープン! タイムレスな芸術性の高いインテリアの名前に「シロン」!? ドバイのショールームを紹介します
ブガッティが家具ショップをオープン! タイムレスな芸術性の高いインテリアの名前に「シロン」!? ドバイのショールームを紹介します
Auto Messe Web
珍しい「高速道路に信号機!?」撤去へ 首都高「箱崎ロータリー」 12月で見納め
珍しい「高速道路に信号機!?」撤去へ 首都高「箱崎ロータリー」 12月で見納め
乗りものニュース
フィアット「500e」がイタリアのハイブランドとコラボ! “ジョルジオ・アルマーニ”エディションがLAショーで米国初公開
フィアット「500e」がイタリアのハイブランドとコラボ! “ジョルジオ・アルマーニ”エディションがLAショーで米国初公開
VAGUE
ポルシェが高級スキー板を開発!? レジェンドと共同開発、価格は約27万円
ポルシェが高級スキー板を開発!? レジェンドと共同開発、価格は約27万円
レスポンス

みんなのコメント

27件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村