ホンダ「バイアルスTL125」に宿る、トライアルへの情熱とトレッキングの芽生え

「バイアルス」と「イーハトーブ」の功績とは

　トライアルの始まりは、バイクの誕生と同時期で「耐久性を試す走行」と言われています。それが現在のような「走行が困難なセクションを足を着かずに走る競技」に変化し、欧州を中心に普及していきました。

　今回紹介するホンダ「バイアルスTL125」は、1973年に発売された国産では初の本格的トライアル車です。「バイアルス」という名称は「BIKE」＋「TRIAL」＝BIALSという造語で、「トライアル走行に適したバイク」という意味で名付けられました。

Comments

[DMP81Z_DW7]

バイアルスの後継となるイーハトーブTL125Sに乗っていたことがあります。リメークでトレッキングバイクとされ、トライアル車としての戦闘力は落ちていたと思いますが、トライアルの基本を覚えるには良いバイクでした。
トライアル技を会得するために体を大きく使う必要があったので、後にTLMに乗り換えたとき、うんと楽になったと思いました。
非力でしたが、遠出も無理なくこなせましたね。荷物は全部自分で背負わないとダメでしたけどｗ。

[motorider]

記事にある岩手県の“出光イーハートーブトライアル大会“は10年くらい前に競技2日目で出場選手が死亡した為開催中止になりました。今も再開の目処は立っていないそうです。その年は私の弟も友人3名と出場していましてセクションを終わり移動中に突然、主催者から中止を告げられガッカリしたそう。これに出る為に休みを取り準備したそう。事故原因は無理やりバイクを操りながら坂を登りきれなくなりバイクごと落下して下じきになったそう。諦めてハンドルから手を離していたら死なずにすんだかも。