トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、今回のメキシコGPで新しい空力アップグレードをテストしていたが、その効果に満足している様子。自身のドライビングスタイルにも合っていると感じたようだ。
先週末のアメリカGPでピエール・ガスリーのマシンに新しいフロントウイングとフロアを導入したトロロッソだが、ドライコンディションの走行が少なかったため、予選以降は旧仕様の空力パッケージに戻していた。
トロロッソ・ホンダのハートレー、メキシコGP予選での”ミス”を悔やむ。しかし決勝には自信「入賞できるはず」
メキシコGPでは、グリッド降格が決まっているガスリーに代わり、ハートレーが新しい空力パッケージをテストすることになった。
そのハートレーはFP2で6番手タイムをマークするなど、アップグレードにかなり良い印象を抱いたようだ。
「僕はこのアップグレードにかなり楽観的だ」と彼は語った。
「シミュレーションでは、その効果は本当に小さい。どれだけ速くなるかという意味では、0.05秒といったレベルだ」
「でもコーナーでのバランスに影響する。それは、僕がシーズンを通して求めていたものを与えてくれるんだ」
「ピエールと僕のドライビングスタイルは大きく異なる。僕が求めるものもかなり違うんだ。時にはそれが僕の損になることもあるし、利益になることもある」
「このエアロキットは、僕が今シーズンを通して求めていた方向性なんだ」
「その点で僕は興奮している。テストするべきものはまだ残っているけど、今日(金曜日)の6番手は本当に有望な結果に見える」
アメリカGPの時点でハートレーはそのアップグレードを使用していなかったが、ガスリーのデータを見て彼のフィードバックを聞いた時点で、それを手にできることに興奮していたという。
ハートレーのチーム残留は未だ決まっておらず、現時点ではニッサン・e.ダムスでフォーミュラEを戦う予定となっているアレクサンダー・アルボンがハートレーのシートを獲得するのではないかと噂されている。
今週末に入ってトロロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、ハートレーがF1シートを守るためにはもっと良い結果を残す必要があるとコメントしていた。
好調に週末が推移していただけに、ハートレーが予選Q2のアタックをまとめられず、14番手に終わったのは痛恨のミスと言える。ただアップデートの性質から考えれば、その真価が発揮されるのは予選よりも決勝となるはず。ハートレー本人もポイント獲得に向けて自信を覗かせている。
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