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メルセデス・ベンツ 新型Gクラスが日本デビュー。初の電動パワートレーンも採用

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メルセデス・ベンツ 新型Gクラスが日本デビュー。初の電動パワートレーンも採用

2024年7月26日、メルセデス・ベンツ日本は、究極のオフローダーである新型「Gクラス」を発売した。

ついにGクラスも、48V電気システムISGを初採用
Gクラスは、1979年にクロスカントリービークルとして誕生以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、常に最適なパワートレーンや装備を加えながら進化を続けてきた。2018年には、フルモデルチェンジに近い大幅な改良が施され、その伝統をメルセデスの最新技術でアップデートすることで、オンロードおよびオフロードにおいて最適なパフォーマンスを発揮する究極のオフローダーとして進化した。

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新型では、ISG(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)搭載によるパワートレーンの電動化、新世代の運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」の搭載やMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)によるデジタル化などによって、大幅な進化を遂げた。

日本仕様のラインナップは、G450d ローンチエディション(以下、G450d)と、メルセデスAMG G63 ローンチエディション(以下、G63)の2グレードで、いずれもISGを搭載する。個々のグレードの概要を紹介していこう。

G450d ローンチエディション
G450dのエクステリアでは、フロントグリルの力強い4本の水平ルーバーが特徴的だ。また、スクワールデザインが印象的なフロント エアインテークや、ハイグロスブラック/ハイシーン仕上げの20インチ AMGアルミホイールなどが変更された。

また、Aピラー形状の最適化、ルーフ前端にリップスポイラーを追加、B/Cピラー間やフロアに吸音材を追加して、特徴的なボディ形状はそのままに、空力特性や静粛性を向上している。さらに日本仕様のG450dはAMGラインパッケージを標準装備している。

インテリアでは、MBUXを初搭載(タッチスクリーン式メディアディスプレイを採用)、特徴的なディファレンシャルロック(デフロック)のスイッチ周辺を再設計、最新世代のマルチファンクションステアリングホイールを採用、キーレスゴー/ステアリングヒーター/ワイヤレスチャージング(フロント)/御礼機能付きカップホルダー(前席)/ブルメスター 3Dサラウンドシステムを標準装備などで、先進性と利便性を高めている。

フロントシートはダイヤモンドステッチ付きのナッパレザー製を標準装備。前後席ともヒーター付きで、前席はリラクゼーション機能やベンチレーターも備わっている。ステアリングホイールも最新世代のナッパレザー製で、各種のスイッチも備わっている。ステアリングヒーターも標準装備。

パワートレーンは367ps(270kW)と750Nmを発生する3.0L 直6ディーゼルターボエンジンに、20ps(15kW)と200Nmを発生するISGを組み合わせ、トランスミッションは専用チューンの9GトロニックATだ。

前後トルク配分は40:60のフルタイム4WDシステムを搭載し、3つのデフロックやトランスペアレント ボンネット、オフロードコクピットといった機能でオフロードの走破性を高めている。新世代の運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」も採用し、各種安全運転支援システムや各種駐車支援システムの機能が強化されている。

メルセデスAMG G63 ローンチエディション
G63のエクステリアはAMG専用デザインが与えられている。具体的には、縦方向のフィンが力強い印象を与えるフロントサイドエアインテーク、AMGクレストデザインとなったボンネットバッジやブランドロゴ プロジェクターライト、シルバークロームのAMG燃料給油口キャップなどのデザインが変更されている。

日本仕様のG63はAMGナイトパッケージが標準装備で、グリルのルーバーがダーククロームとなるほか、前後バンパーのトリム/前後アンダーガード/ドアミラー/スペアタイヤリングがブラックとなる。また、ヘッドランプ/フロントウインカー/リアコンビランプはスモーク仕様となる。

インテリアでは、最新デザインのAMG パフォーマンスステアリング、AMG ドライブコントロールスイッチ、コックピットディスプレイの専用ディスプレイスタイル、メディアディスプレイの専用メニューといった変更がなされている。

パワートレーンには、585ps(430kW)と850Nmを発生する4.0LのV8直噴ツインターボエンジンと、20ps(15kW)と200Nmを電動ブーストするISG+48V電気システムにより、0→100km/h加速は4.4秒(欧州参考値)というパフォーマンスを発揮する。トランスミッションは、AMGスピードシフト9速ATだ。

AMG アクティブライドコントロール サスペンションやAMG ダイナミックセレクトにより、オン/オフロードを問わず走行安定性とドライビングダイナミクスは、G450dのさらに上を行くものとなっている。

車両価格(税込)は、G450d ローンチエディションが2110万円、メルセデスAMG G63 ローンチエディションが3080万円。いずれもハンドル位置は左右とも選べる。

[ アルバム : メルセデス・ベンツ Gクラス 一部改良 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

4件
  • G400 ゲレンデ
    今現在G400D乗っていますが、どこの車のメーカーも色々出すが、納期未定だの、抽選だの!買いたくても買えない世の中になってしましいましたね!
    私もゲレンデ注文して早2年経ちますが、納車未定です!
    なんでですかね?
    誰か分かる方教えて下さい。
  • sat********
    いつも思うが、この形ダサい
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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