中東のサウジアラビアで開催されている『第46回ダカールラリー2024』は1月9日、合計631kmのうち299kmのスペシャルステージで争われる“ステージ4”が行われ、元WRC世界ラリー選手権9連覇王者であるセバスチャン・ローブ(プロドライブ・ハンター)が今大会最初のステージ優勝を飾った。総合順位は前日から3ポジションアップの6番手となっている。
サウジアラビア中央部に位置するアル・サラミヤから同アル・ホフフに至るダートトラック主体の高速ステージで、前回大会で6連続ステージウインの新記録を打ち立てるとともに計7勝をマークした“最多勝男”が速さを見せた。2024年もバーレーン・レイド・エクストリーム(BRX)からダカールラリーに参戦しているローブは、同じくプロドライブ・ハンターを駆る現王者ナッサー・アル-アティヤ(ナッサー・レーシング)をステージ終盤に逆転。3度のパンクに見舞われた前日の鬱憤を晴らす2時間36秒02秒のトップタイムを刻んだ。
トヨタGRのモラエス、初ステージウイン。サインツに代わりアル・ラジが総合首位に【ダカールラリー】
「クリーンなステージだった。マシンは好調で力強かったし、ファビアン(・ルルキン/コドライバー)はナビゲーションが難しくてもミスをしなかった」とステージ4を振り返ったローブ。
「20番手からスタートしたが、ペースを上げるにつれて多くのマシンをオーバーテイクすることができた。優勝してビバークに戻れるのは何よりもうれしいことだ。この優勝のために良いマシンを作ってくれたチームに感謝している」
そんなローブは前日の9番手から3つ順位を上げ総合6番手につけたが、総合首位とのギャップは24分台からほとんど変わっていない。これは総合トップを走るオーバードライブ・レーシングのヤジード・アル・ラジ(トヨタ・ハイラックス・オーバードライブ)が、1分8秒差のステージ2番手タイムを記録したためだ。
一方、29秒差の総合2番手につけていたカルロス・サインツSr.(アウディRS Q e-tron E2)は、ローブから5分8秒遅れのステージ5番手となり、アル・ラジとのタイム差が4分29秒に拡大した。このベテランドライバーに続くのは、ステージ3番手タイムを記録し順位をふたつ上げたアル-アティヤだ。
前日に行われたステージ3を制したTOYOTA GAZOO Racingのルーカス・モラエス(トヨタGRダカールハイラックス・エボT1U)と総合3番手につけていたマティアス・エクストローム(アウディRS Q e-tron E2)を逆転した“2連覇王者”と、首位アル・ラジとのギャップは11分03秒だ。そこから約8分後方に位置するモラエスとエクストロームは11秒の僅差で総合4番手を争っている。
2台のトヨタ・ランドクルーザーGRスポーツで四輪市販車部門にエントリーしているチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、この日もワン・ツーを堅持。社員ドライバーの三浦昂が3時間45分09秒でクラストップタイムを刻み、僚友のロナルド・バソが同2番手で続いた。トラック部門に参戦する日野チームスガワラの菅原照仁(日野600シリーズ)は部門15番手でステージ4を走破した。しかし、順位は前日からひとつダウンの総合11番手となっている。
二輪部門ではモンスターエナジー・ホンダ・チームのホセ・イグナシオ・コルネホ(ホンダCRF450ラリー)が今大会2度目のステージウインを達成。総合でもトップに浮上した。ステージ1から首位を守ってきたロス・ブランチ(ヒーロー450ラリー)は2度のクラッシュを喫したが、幸いにも大事には至らず。彼はプロローグランを含め5日目のステージを4番手で走破した後、総合では1分15秒差の2番手となった。総合3番手はステージ4で2番手タイムを刻んだリッキー・ブラベック(ホンダCRF450ラリー)で、コルネホとのタイム差は4分56秒となっている。
1月10日(水)に行われるステージ5は、アル・ホフフのビバークから西部のシュバイタに至る645kmの行程のうち、今大会2番目に短い118kmのスペシャルステージで争われる。
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