■バイクでドリフト!? スキルの高さとカッコ良さに感心しきり
「バイクの進入ドリフトがヤバいっす」
本気になったホンダを世界は止められなかった! 勝つために誕生したVTR1000SPWとは?
レーシングドライバー仲間でもある後輩がそう言うものだから、僕(筆者:木下隆之)は早速ネット検索し、その姿を見て腰を抜かしかけた。
サーキットを走行するプロライダーが、タイトコーナーに進入するブレーキゾーンで、テールをスライドさせながらターンインをしているのだ。ハンドルは逆ハン(逆操舵)である。いわばクルマの「ブレーキングドリフト」だ。バイクでは「進入スライド」と呼ばれていた。
コーナーを前にフロント荷重状態を作り出し、テールスライドを故意に誘発させる。その状態を絶妙なブレーキングとクラッチワークでキープするのである。
クルマのブレーキングドリフトもけして簡単ではない。綱渡りのようなバランス感覚が求められるし、そもそもスピン寸前の状態を故意に作り出すのだから、ちょっとした度胸と勇気、そして繊細なドライビングスキルが求められるのだ。
だが4輪の場合は、4つのタイヤで踏ん張っている特性上コケることはほぼない。たとえミスしても、スピンするか、見苦しいアンダーステアに陥るかが関の山。ちょっとした勇気があれば、何度でもトライすることは可能なのだが、バイクはそう簡単ではない。ちょっとしたミスは横転を意味する。だから腰を抜かしかけたのである。
クルマのドリフトはたいがい、サイドブレーキを利用することから始める。後輪だけ制動力を加えることが可能で、つまりテールスライド状態に持ち込みやすいからだ。ドリフト入門の常套手段である。
その点でバイクはフロントとリアのブレーキを独立で機能させることが可能だから、(シフトダウンとクラッチワーク含め)タイミングさえ合わせればテールスライドを誘い込むことは難しくないのだが、とはいうものの、クルマより横転のリスクが圧倒的に高いから、それをもってバイクは優しいとは絶対にならない。
おそらく近い将来、コーナー立ち上がりでもドリフト(パワースライド)を楽しむことがポビュラーになることだろうと思う。プロレベルのサーキットレースでは、そんな場面を目にすることが無くはないものの、楽しんでいる様子はない。速く走ろうとした結果、仕方なくパワースライドしてしまうのであって、故意ではない。
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