トヨタは2022年8月23日、アーバンドッグ ららぽーと豊洲 中庭シーサイドデッキで、新型シエンタの発表会を行った。3代目となるシエンタのコンセプトは「家族の相棒」。家族の相棒といえば、最近ではペットから家族の一員という認識に変化してきた「愛犬」もそうだろう…ということで、このイベントでは車両紹介以外にも、愛犬家に向けたさまざまなアクティビティが用意されていた。
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発表会はトークイベント形式で行われ、ゲストとして登壇したのはお笑い芸人のフットボールアワー岩尾望さん、モデルで女優の古畑星夏さん、タレントの重盛さと美さんの三人。それぞれ自慢の“相棒”である愛犬を紹介していた。
話題が愛犬との移動手段になると、岩尾さんは「気兼ねなく相棒のつくし(愛犬の名前)と出かけるためにはクルマは重要です」と断言。岩尾さんいわく、電車や新幹線も気を使うので、遠距離でもクルマで愛犬と移動するのだそう。道中の休憩で、サービスエリアにあるドッグランで愛犬を遊ばせたりできるのも魅力だとか。
また、普段からよくドライブをするという古畑さんは、「うちはわんちゃんが二匹いるので、出かけるとなるとキャリーなど荷物が多くなるんですよ。だから荷物がどれだけクルマに載せられるかというのは大事なポイントですね」と語っていた。
ゲストたちと同じ壇上に置かれていた新型シエンタの荷室には、愛犬家が実際に使用することを想定した小物などが置かれており、飼い主とともにくつろげる空間が演出されていた。重盛さんが乗り込んでみると「すごーい!広い!泊まれる!」と大興奮。また、ワンタッチで開閉できるスライドドアに対しても「うわ簡単!楽ちん!」と太鼓判。さらに、スライドドア開口部の地上から床面までの高さが330mm(FF。E-Fourは350mm)と数あるミニバンの中でもかなり低い方なのもあって、「床が低くて、これならタルト(愛犬の名前)も自分で乗れちゃいますね!」と絶賛していた。
また、荷室に乗り込んだ岩尾さんは「確かに充分くつろげるスペースがありますし、カバーとか布とか置くだけでもおしゃれですし、アウトドア行くにしてもテントとか持って行かなくても、簡単に楽しめそうですね。足も伸ばせますし」と評価していた。
古畑さんは運転席に乗り込み、車両感覚を確認。「運転スペースもめちゃくちゃ広いですし、シートとハンドルの位置関係も運転しやすそうだなと感じました。あと、窓が広くて、例えば左に曲がるときもすごく視野が広くて、運転しやすそうだと感じました」とコメント。司会者もこの新型シエンタでは、ベルトラインを水平にしたのと、少し目線を上げればボンネットも視野に入るなど、車両感覚のつかみやすさを具体的に説明し、“クルマの方から人の感覚に寄り添ってくれる”ことをアピールしていた。
岩尾さんは「僕なんかは運転していて狭い道だとすぐぶつかりそうになって怖いんですが、これだったらとても運転しやすそうですね」と感心している様子だった。
使い勝手の良さや室内の広さ、広い視界による運転のしやすさなど、人にも犬にも優しいクルマである新型シエンタ。愛犬家たちにも注目される1台になりそうだ。
〈文=ドライバーWeb編集部〉
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