現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スズキ新型「”小さな”高級車」登場! 豪華”赤内装”が「めちゃオシャ」! めちゃコンパクトだけど”広い”「フロンクス」今秋発売

ここから本文です

スズキ新型「”小さな”高級車」登場! 豪華”赤内装”が「めちゃオシャ」! めちゃコンパクトだけど”広い”「フロンクス」今秋発売

掲載 13
スズキ新型「”小さな”高級車」登場! 豪華”赤内装”が「めちゃオシャ」! めちゃコンパクトだけど”広い”「フロンクス」今秋発売

■高級感のあるインテリアデザインは「配色」がスゴイ

 スズキは2024年7月25日、新型コンパクトクーペSUV「フロンクス」を先行公開しました。正式発売は今秋の予定です。
 
 精悍なスタイリングが目をひきますが、高級感のあるインテリアデザインも見どころ十分です。そんな内装の印象について、試乗記ならぬ“使用記”を紹介します。

【画像】めちゃ豪華! スズキ新型「小さな高級車」の「内装」を画像で見る(30枚以上)

 新型フロンクスは、すでにSNSなどでもクルマ好きの間で話題になっている一台です。

 個性的で精悍な外観デザインが特徴ですが、インテリアデザインも細部までこだわり、力強さ、上質さ、洗練さを併せ持つ加飾や素材表現がなされています。

 特にダッシュボード周りは、奥行きと、筋肉質のような力強さとたくましさを感じさせるデザインが特徴で、スポーティな躍動感があります。

 シルバー塗装部分は、磨き上げられた金属のような仕上がりで、パールブラック塗装を施したサイドルーバーやドアとともに、洗練された印象と高級感を与えています。

 今回、筆者(黒木美珠)が新型フロンクスを試乗した際、ドアの開閉に際して素敵な工夫を見つけることができました。

 それは、ドアの開け閉めをする際に手をかけるドアポケット部分に、指がすっと入るような波打ったくびれが作られていることです。

 これによりフィット感もあり、ドアの開閉も非常にスムーズでした。このように細部までユーザーの使いやすさにもこだわりを持って作られたクルマであることを実感しました。

 内装の色はボルドーとブラックを基調としており、革とファブリックの2種類の素材を用いたコンビネーションです。

 開発にたずさわったデザイナーにお話をうかがったところ、海外仕様の内装は同じボルドーでも、もう少し明るい色味になっているそうです。

 日本仕様は落ち着きと高級感をイメージした控えめな配色でスポーティさと高級感を演出していて、精悍で個性的な外観とのマッチングも良好です。

 実際に新型フロンクスの車内に座ってみると、光の当たり方によって茶色みが強く見えたり、赤みが強く見えたりと、見る時々によって同じボルドーでも雰囲気が変わって見えることが確認できました。

 幅広い年齢層から支持を得られるカラーリングだと思います。

■シート形状の工夫で「かけ心地」と「広さ」を両立

 シートは新作の形状を採用し、質感を高めるためにステッチなど細部にまでこだわっています。

 座席は特に腰回りのホールド性、サポート性、フィット性に優れており、長時間の運転でも疲れにくくなっています。

 筆者もテストコース上でプロトタイプの新型フロンクスを試乗しましたが、シートに魅力を感じました。

 サイドサポートの高さは程よく、ドライバーには窮屈すぎない適度なフィット感があります。

 また助手席に座ってみても、自然な体勢で乗っていられることを確認しました。

 車両サイズはまだ明らかにされていませんが、先行発売されたインド仕様は全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mmと発表されており、日本仕様もほぼ同等と予想できます。

 数値上は思いのほかコンパクトですが、乗り込んでみると室内空間は広々としており、後席の足元にもゆとりがあります。

 その広さを感じさせる要因として、フロントシートの厚みを薄くしている点が挙げられます。

 薄くしているといっても形状の良さもあって貧相な感じはまったくなく、むしろ後部座席のスペースが広くなることで満足度が向上しています。

 後部座席の中央部分は段差が少ないため、真ん中に座った人も狭さをあまり感じないでしょう。

 フロントシート、リアシートどちらに座っても高い静粛性を感じることができ、会話の明瞭度も高く、ストレスなく会話を楽しむことができます。

 遮音性を重視したダッシュパネル板厚設定や、吸遮音性に優れるPUR材の隔壁をフェンダー内に設定するなど、他にも様々な静粛性向上への工夫が施されています。

 前述の通り、新型フロンクスの正式発売は2024年秋の予定です。

 今後、詳細なスペックや価格などが明らかになっていくとのことなので、引き続き目が離せない1台となりそうです。

こんな記事も読まれています

スズキ「スイフトスポーツ」生産終了!? 貴重な「めちゃ安いMTハッチ」今後どうなる! 最後を飾る「特別なスイスポ」12月登場も「次期型」のウワサは?
スズキ「スイフトスポーツ」生産終了!? 貴重な「めちゃ安いMTハッチ」今後どうなる! 最後を飾る「特別なスイスポ」12月登場も「次期型」のウワサは?
くるまのニュース
一体なぜ? 自賠責保険への加入が必須の理由とは
一体なぜ? 自賠責保険への加入が必須の理由とは
バイクのニュース
これはリアビューカメラ? ジャガー、次世代EVコンセプトの新たな画像を公開
これはリアビューカメラ? ジャガー、次世代EVコンセプトの新たな画像を公開
AUTOCAR JAPAN
一般車両侵入でSS12中止のラリージャパン、主催者に約800万円の罰金! 執行猶予付き1600万円の追加罰金も
一般車両侵入でSS12中止のラリージャパン、主催者に約800万円の罰金! 執行猶予付き1600万円の追加罰金も
motorsport.com 日本版
日本に世界が注目!? 公道激走バトルの「ラリー」開催! 3年目の「ラリージャパン」どんな感じ? トヨタ会長が語る
日本に世界が注目!? 公道激走バトルの「ラリー」開催! 3年目の「ラリージャパン」どんな感じ? トヨタ会長が語る
くるまのニュース
新型3列シート電動SUV『アイオニック9』正式発表、充電中は4人が広々休憩も…ロサンゼルスモーターショー2024
新型3列シート電動SUV『アイオニック9』正式発表、充電中は4人が広々休憩も…ロサンゼルスモーターショー2024
レスポンス
全国に「警察軽トラ」配備へ なぜ? 警察庁初の取り組み、理由は? ダイハツ製61台を24年度中に導入! 各都道府県警察で運用
全国に「警察軽トラ」配備へ なぜ? 警察庁初の取り組み、理由は? ダイハツ製61台を24年度中に導入! 各都道府県警察で運用
くるまのニュース
転倒時にバイクを守る! エンジンガードは装着した方がいいのか?
転倒時にバイクを守る! エンジンガードは装着した方がいいのか?
バイクのニュース
『ランクル40 / 70』にもピッタリ! トーヨータイヤ『OPEN COUNTRY A/T III』がラインアップ拡充
『ランクル40 / 70』にもピッタリ! トーヨータイヤ『OPEN COUNTRY A/T III』がラインアップ拡充
レスポンス
寒いとバカっ速! ラスベガスで完勝ワンツーのメルセデス、懸念のグレイニングも一切出ず「不思議だね」とウルフ代表
寒いとバカっ速! ラスベガスで完勝ワンツーのメルセデス、懸念のグレイニングも一切出ず「不思議だね」とウルフ代表
motorsport.com 日本版
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
約99万円! トヨタ新型「“軽”セダン」発表! 全長3.4m級ボディで4人乗れる! 安全性向上&寒さ対策UPの「ピクシス エポック」どんな人が買う?
くるまのニュース
夢だけで終わらせたくない「マイ・バイクガレージ」 たぐちかつみ・マイガレージ回顧録 VOL.01
夢だけで終わらせたくない「マイ・バイクガレージ」 たぐちかつみ・マイガレージ回顧録 VOL.01
バイクのニュース
「(次期)セリカ、作ります!」ラリージャパン会場でトヨタ中嶋副社長が明言!! 開発開始を宣言、次期86も「出す」
「(次期)セリカ、作ります!」ラリージャパン会場でトヨタ中嶋副社長が明言!! 開発開始を宣言、次期86も「出す」
ベストカーWeb
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
WEB CARTOP
車載電池のノースボルト、米国で破産法を申請 事業継続にめど
車載電池のノースボルト、米国で破産法を申請 事業継続にめど
日刊自動車新聞
【初試乗!】さらにスポーティになった「メルセデスAMG GT 63 PRO」はポルシェとのGT対決に終止符を打てるか!?
【初試乗!】さらにスポーティになった「メルセデスAMG GT 63 PRO」はポルシェとのGT対決に終止符を打てるか!?
AutoBild Japan
レクサス新型「FF最大・最上級セダン」世界初公開に大反響! めちゃ“斬新グリル”&一文字ライト採用! “6年ぶり”に内外装刷新の「ES」中国に登場!
レクサス新型「FF最大・最上級セダン」世界初公開に大反響! めちゃ“斬新グリル”&一文字ライト採用! “6年ぶり”に内外装刷新の「ES」中国に登場!
くるまのニュース
20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
VAGUE

みんなのコメント

13件
  • eoy********
    ヤリスクロスは後席狭っ!て感じだけどフロンクスは広っ!て感じ。
  • kaz********
    スズキらしからぬセンスを感じるけれど、開発の主軸はインド側何かなぁ…?
    内装の仕上げも良さげだけれど、まあ実車を見ての判断かな…
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

172.0250.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.1290.0万円

中古車を検索
フィットの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

172.0250.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.1290.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村