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V8が復活! 「ジープ・ラングラー」最強の「ルビコン392」が登場

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V8が復活! 「ジープ・ラングラー」最強の「ルビコン392」が登場

「ルビコン392」は470ps/637Nmを引き出す6.4L V8を搭載。これまでで最も強力で、最も速く、最も有能なラングラーに!

FCAはこのほど、ジープの本格オフローダーである「ラングラー・ルビコン」にV8エンジンを搭載した新たなトップパフォーマンスモデル「ラングラー・ルビコン392」を発表した。米国では2021年モデルとして、2021年の第1四半期から発売される予定だ。

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「ルビコン392」には、470ps/637Nmを引き出す6.4L V型8気筒エンジンを搭載。パドルシフトで変速できるパフォーマンス志向の8速AT、「トルクフリート8HP75」を組み合わせることで0-60マイル(約97km/h)加速を4.5秒でこなす加速性能が与えられている。このV8はその一方、気筒休止システムが搭載されクルージングなどの低負荷時では4気筒走行となり、燃費効率も追求されている。

モデル名の「392」とは、このV8エンジンの排気量である392立方インチに由来したものだ。同社ではこのルビコン392を、「これまで製造したなかで最も強力で、最も速く、最も有能なジープ・ラングラー」と紹介している。ちなみに、ジープにV8エンジンを搭載するのはこれが初めてではなく、1981年には「CJ」に125ps/298Nmを発揮する5L V8エンジンが搭載された経緯がある。ルビコン392の登場により、およそ40年ぶりにV8エンジンを積むジープの本格オフローダーが復活したことになる。



このV8エンジンには、4本出しのデュアルモードエキゾーストシステムが組み合わされている。高負荷領域では排気システムに備わるバルブが開き、より爽快なサウンドを奏でる。なおこのシステムは、インパネに備わるスイッチ操作でも任意にアクティブにすることが可能だ。

このモデルはオンロードだけでなくオフロードでの走破性も高められている。アップグレードしたフレームのほか、「セレクトラック」トランスファーや、「トゥルーロック」電子制御ディファレンシャル、電制スウェイバーディスコネクトを備えた頑丈なワイドトラック「ダナ44」アクスルを搭載するなど、あらゆる走行状況で卓越したトレイル性能を実現している。

最低地上高は2インチ(約50mm)リフトアップしたことで10.3インチ(約262mm)を確保、33インチタイヤにはビードロックに対応した17インチホイールを組み合わせる。ボディのアプローチアングルは44.5度、ランプブレークオーバーアングルは22.6度、ディパーチャーアングルは37.5度マーク。最大渡河深度は32.5インチ(約826mm)を誇る。






中央部が40mm隆起したボンネットにはモデル名の「392」を表示するほか、専用開発のエアインテークシステム「ハイドロ・ガイド」の搭載を示すエアインテークが設けられている。ハイドロ・ガイドは3段階にドレンを切り替えることができ、これにより、河を渡る際などにエンジンルームに流入した水を、1分間に最大で15ガロン(約57L)分離することが可能。ボンネット上部に水がかかるほど深い場所でも安心して走行できるというわけだ。




外観では、ボディ前後に装着する牽引フックやホイールなど随所にブロンズのアクセントが採用され、専用デザインのボンネットと合わせてルビコン392ならではのルックスを演出。革張りのインテリアにもコントラストステッチにブロンズが用いられ、エクステリアとのコーディネートが図られている。シートはシートバックに「RUBICON 392」のロゴを表示する専用デザインだ。

同社のカスタマイズ部門「モパー」では、ルビコン392の登場に合わせて早くもパフォーマンスパーツを開発。LEDオフロードライトやウインチ、「ダナ44アドバンテック」フロントアクスル、さらに大径のタイヤ、チューブドア、オフロードバンパー、ロックレールといったアイテムがラインアップされ、さらにワイルドなルックスや機能を高めることができる。






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みんなのコメント

3件
  • 環境には厳しいけど、こういうアメ車を待っていた人多いんじゃないかな。
  • 欲しいですけど...車体価格高そうですね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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