FIA F2やFIA F3などのシングルシーターをはじめ、WEC世界耐久選手権へも参戦するイタリアのプレマ・レーシングは2月15日、シャーシメーカー兼レーシングカートチームのカート・リパブリックと協力し、レーシングカートに初参入することを発表した。また、ドライバーのひとりとして、アルピーヌ・アカデミー所属の中村紀庵ベルタが加わることも明らかとなった。
ディノ・キエーザ率いるイタリアのカート・リパブリックは、ルイス・ハミルトンやニコ・ロズベルグといった名ドライバーらとともに、レーシングカートの世界で多くの成功を収めてきた。2023年、プレマ・レーシングはカート・リパブリックと協力し、WSK選手権、FIAカート世界選手権、ヨーロッパ選手権、そしてチャンピオン・オブ・ザ・フューチャー・シリーズといった選手権で、F1育成プログラムに所属する5名の若手ドライバーを起用する。
2023年FIA F2参戦に参戦する22名のドライバーラインアップが確定。新人は9名/エントリーリスト
メルセデスの若手育成プログラムに所属する中国出身のユアンプー・ツイはOKクラスに、同じくメルセデスの若手育成プログラムに所属する女性ドライバー、ルナ・フラクサ・クロスはOKJクラスで2シーズン目を迎える。
そして、アルピーヌ・アカデミーに所属するイギリス生まれの中村紀庵ベルタは近い将来のシングルシーターへの転向に備え、OKクラスとKZクラスへの参戦を予定している。また、ジャマイカ出身で、メルセデスの若手育成プログラムに所属するアレックス・パウエルも2024年のシングルシーターへの進出を目指し、OKクラスとKZクラスへ参戦する予定だ。そして、今季よりレッドブル・ジュニア・チーム所属となったタイ出身のエンツォ・タルンヴァニッチクルはOKクラスに参戦する。
プレマ・レーシングのルネ・ローザン代表は、「ディノ・キエーザやカート・リパブリックといった伝説的なレーサーとのコラボレーションにより、プレマは新たな一歩を踏み出すことになった。我々は40年の歴史の中で、若いドライバーの能力を伸ばし、プロのレーサーとしてのキャリアをサポートすることを目標に、献身的に活動し、FIA F4からフォーミュラ・リージョナル、FIA F3、FIA F2まで、尊敬されるドライバーやジュニアアカデミーとともに協力しながら、その道筋を作り上げてきた」とコメント。
「今、我々はこの取り組みをカートレースにも拡大し、才能ある若手に最高の環境を提供できることを嬉しく思っている。我々の目標は、彼らにチャンスを与えるだけでなく、そのチャンスを生み出す手助けをすることであり、カートと四輪レースのギャップを埋めるためのツールやコネクションを提供することだ」
そして、カート・リパブリック創業者のキエーザは「この新しいコラボレーションは、カートと四輪レースの間に直接的なつながりを生み出す、実にユニークなものだ。プレマ・レーシングとのコラボレーションにより、若手ドライバーに必要なスキルがあれば、シングルシーターの世界に正面から挑むことができる道を作ることができるだろう。そして彼らに、成長へ向けたさらなるモチベーションを与えることができると考えている」と語った。
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