独メルセデス・ベンツは4月7日、4ドアクーペ「CLS」にフェイスリフトを施し、改良後モデルを同日公開した。
出荷台数を見ると中国が最も多く、さらに韓国、そして米国が3大市場となっている人CLS。昨年夏に運転支援システムなどのアップデートを受けたばかりだが、今回はフロントエンドを中心としたデザイン変更と、インテリアのブラッシュアップでさらなる魅力向上を図ってきた。
フロントの新型バンパーは、サイドルーバーとシルバークロームのスプリッターによりワイド感を強調。グリルもハイグロスブラックとクロームによる最新デザインとなり、リアエンドにはディフューザー調のインサートも付与された。また、19インチホイールにも新たに「5ツインスポーク」および「マルチスポーク」の2種が加わっている。
トップグレードの「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+」は、スポーティなキャラクターを強調するブラックのAウィング付きフロントエプロンを装着。サイドシルにも専用デザインが与えられるほか、トランクリッドにはスポイラーも備える。さらに20インチホイールはグレーとブラックのツートーン仕様となった。
インテリアも上質さを増しており、レザー仕上げの範囲が広がったほか、センターコンソール等のトリムには、オープンポア・ブラウン・ウォールナットとハイグロス・グレー・ウッドが加わっている。フェイスリフト版「Eクラス」から展開が始まった新デザインのステアリングホイールも採用。細いスポークを二つ重ねた形状が斬新なこのステアリングは、スポーティなだけでなく、タッチセンサーによりドライバーの保持を検知。運転支援システムの使用に当たり、定期的なステアリング操作を不要としている。
新たな直4ディーゼルが加わり、エンジンラインナップはメルセデス-AMGを含めるとガソリン、ディーゼルともに3種ずつ。メルセデスAMG CLS53 4MATIC+にはマットペイントやストライプデカール等を奢った「リミテッドエディション」も300台限定で用意されるという。
フェイスリフト版CLSの欧州におけるデリバリー開始は、本年7月が予定されている。日本導入も楽しみに待ちたい。
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