長年、BMWを参戦車両としてスーパーGTのGT300クラスに参戦してきたTeam Studie。motorsport.comの取材によると、来季からは車両をM6 GT3から新型M4 GT3にスイッチする予定のようだ。
新型M4 GT3は、2022年から本格的にカスタマーへと販売される予定となっており、各国のGTレースで苦戦気味となっていたM6 GT3に代わるマシンとして期待が高まっている。
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Team Studieの熊谷亮監督は、その新型M4 GT3を来季から投入する予定であることを認めた。
「その予定です」と熊谷監督はmotorsport.comに語った。
「我々は既にBMWと話をしており、それ(新型M4 GT3)を購入して来季ここでレースをすると伝えてあります」
昨年、3年ぶりにスーパーGT復帰を果たしたTeam Studieは荒聖治と山口智英をドライバーとして起用したが、最高位8位、入賞2回にとどまった。今季はまだ入賞できておらず、先日行なわれた第4戦もてぎでは荒がトップ10圏内を走行しながらも、ギヤトラブルによって入賞を逃した。
昨年から上位入賞を逃していることについて、熊谷監督はこう語った。
「全てはタイヤにかかっていると思います。もちろん、ヨコハマタイヤと相性の良いクルマ、そうでないクルマはあると思いますが、タイヤに関してバランスをとるのは難しいですね」
「(M6の)寸法を考えても、ベストマッチとは言えないと思います。もちろんタイヤ自体は素晴らしいのですが、適切なセッティングを見つける必要があると思います」
「タイヤのセッティングが決まれば、表彰台は簡単ではなくとも、トップ10に入るポテンシャルはあると考えています」
また熊谷監督は、M4にスイッチ予定である来季も荒と山口のラインアップを継続する可能性があることを示唆した。山口はポルシェ・カレラ・カップ・ジャパンを経てスーパーGTにステップアップしたジェントルマンドライバーだが、熊谷監督はそんな山口を次のように評した。
「彼はとてもポテンシャルの高いドライバーだと思っています」
「今や彼のラップタイムは荒選手とそれほど差がありません。(昨年)彼は2クラスの混走に慣れる必要がありましたが、今季は問題ありません」
「目標は新しいマシンで優勝すること、今年に関しては表彰台を獲得することです。後半戦は表彰台を争うチャンスがあるはずだと思っています」
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