F1オーストリアGP決勝でレッドブルのセルジオ・ペレスは3位表彰台を獲得。今週末は体調不良に悩まされただけに、彼はこの結果を喜んでいる。
ペレスは水曜日の夜に体調を崩し、休養のため木曜日のメディアデーを欠席。金曜日の予選ではQ2でトラックリミット違反によるタイム抹消が続き、Q3進出を逃した。
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土曜日のスプリントで2位となったペレスは、15番手スタートとなった決勝レースでも挽回。マクラーレンのランド・ノリスやフェラーリのカルロス・サインツJr.を交わして、チームメイトのマックス・フェルスタッペン、フェラーリのシャルル・ルクレールに続く3位表彰台を獲得した。
ペレスは週末に向けた睡眠不足や高熱といった体調不良を考えると、今回の追い上げは特に満足できるモノだったと振り返っている。
「本当にハッピーだよ。個人的に、フィジカル面でとても厳しい週末だった」とペレスは言う。
「本当に、本当に弱く感じた。木曜日に体調を崩して、簡単な週末にはならなかった」
「高熱が出て、週末は眠れなかった。だからチームの素晴らしいリカバリーに助けられたし、ストラテジーもペースも素晴らしかった」
ペレスはモナコGP以降予選で苦戦を強いられ、3戦連続で表彰台を逃してきた。それだけに、今回の表彰台獲得は重要だとペレスは考えている。
「僕にとっては少し辛い時期が続いた。だから僕らが今回戻ってきて、このポジションをキープできたらと思っている」とペレスは語った。
一方で、スプリントと決勝レースの両方でポール・トゥ・ウィンを達成したフェルスタッペンは、「完璧なスティント」でレースを運べたと振り返っている。
フェラーリ勢がレース序盤のバーチャル・セーフティカー(VSC)を利用して1回目のピットストップを行なった一方で、フェルスタッペンは数周遅れたタイミングでピットイン。これによりコース上でフェラーリ勢を交わす必要があったものの、すぐさまギャップを縮めてレース折返しで再び首位の座を奪った。
フェルスタッペンは、2度目のピットストップの後は首位でコースに戻り、レース最終盤にソフトタイヤへ履き替えてファステストラップを狙うことも可能なほどのギャップを築いた。
このストラテジーについて、フェルスタッペンは次のように語っている。
「僕らはVSCの間にはピットストップせず、通常のストラテジーに従うことにした」
「ここ(オーストリアGP)ではタイヤライフがあまり良くなかったから、このストラテジーはとても上手く言ったと思う。僕らのスティントは完璧だったと思う」
また彼は次のように続ける。
「VSCが出る前の数周で、すでに僕らはかなりのギャップを築いていた」
「だから、いずれは取り戻せると思っていた。その時のプランに従うことが最善策だったと思う」
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